ご紹介いただき、

宮地大介さんが出演されている
舞台『ドブ恋4』を観に行きました。






これはなんと、18禁のお芝居で、
刺激的なシーンがあります。


とてもビックリ!


パンフレットの紹介文には、

“日本の底辺を生きる人間”
“日本の足を引っ張る
ドブの様な連中の
ドブの様な恋を描いた物語”と書いてありました。



運命分析の視点から、
私なりの解釈をしてみます。




ネタバレの表現が、

ありますので、

舞台をこれからご覧になる方は、

お読みにならないで下さいませ。






ドブ恋4


オムニバス形式で様々な恋の一幕が、
小さなドラマ仕立てで
展開されていきます。



タイトルで表されているとおり、

ドブ恋は、“恋”であり、
“恋愛”ではないのです。


“愛”の持てない恋、
“愛”に発展しない恋。


愛とは陰陽の融合体ですから、

自分と相手を陰陽の関係においてみると、

嫉妬心、復讐心、出世欲、優越感などといった、

自分(陽)だけという極に傾いた状態、


その世界では、愛が生まれないのです。



また、人の心(陽)を疎かにして、
人の体型など形(陰)に囚われることも、
極に傾いた恋であり、
陰陽融合にならず、愛が生まれません。



人間は、
上下、優劣、勝負、損得、
好き嫌い、自分と他人、心と肉体、
どれもすべてが一対でセットなのですが、

切り離して、別々に考えてきましたから、


何がなんでも、、

上でありたい、
優秀でいたい、勝ちたい、
得をしたい、
自分さえ良ければいい、姿形が、、など


極端に

片側の極を追いかけた結果、
愛に発展せず、
ドブ恋になってしまうのです。



ラストシーンは、

裸姿の男性が

アパートのソファに、

1人佇み、

「終わりです」と言います。



多くの男女が怒ったり、泣いたり、
笑ったり、恋をしていたはずなのに、

最後は、1人。


自分以外、何も残らないのです。



このお芝居、ドブ恋4ということで、
とても人気がある
お芝居シリーズだったようですが、

でも、

これがラストということを
意味しているのかな。



詳細はわかりませんが、



時代の流れから、
そんな風に想像しています。



新時代に入りましたので、
これからの人々は、


ハッキリと、


幸、不幸の2極に分かれ

人生のコマが進められます。





ドブ恋のような恋が、身近にあっても

シニカルに笑っていられない時代であり、


気づきが必要なのです。




お芝居 ドブ恋 から

世界観の違いを感じ


真の恋愛ルートが、

つかめるきっかけに


なればいいと思いました。







3/15まで、学芸大学駅徒歩3分

千本桜ホールでやっています。