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■立民・中革連・公明の3党合流が正式に白紙撤回(断念)
まずは以下の記事を参照されたい。
【立民3党合流見送り】 杉尾氏「中道は信任得ず」 小西氏「仕方ない」 石垣氏「立憲は立憲」党すら束ねられず、日本を束ねることなんて無理すぎる
2026/8/29 おーるじゃんる
>党内では地方組織も含めて合流への反対・慎重論が大勢を占めている。
>懇談会後、杉尾秀哉参院議員は記者団に「現時点で合流できないのは、自然な結論だ」と理解を示した。理由について、2月の衆院選で中道が大敗した状況を挙げ、「あれだけ議席を減らし、国民の信任を得られなかった。急ごしらえ過ぎで、唐突過ぎた」と述べ
「半年前の衆院選からずっと続いていた『立民・中革連・公明の3党合流』の話は、グダグダと後ろ向きな慎重論ばかりで結局今回も『見送り(どころか白紙撤回・断念)』の結果なんですね。一体いつ合流が実現するのでしょうか?」
3党合流については、中革連小川代表らは以前から『3党合流が既定路線!』『8月末を目処に方針を出す!』と言い続けていて。
「『8月末迄に結論を出す!』という時期感に何か意味があるのでしょうか?」
そもそもこの3党合流の話は、『来年4月に実施される統一地方選』を見据えての話であり。
各候補者の選定や選挙準備なども考えると、あまり『統一地方選直前の合流・党の統廃合』みたいなドタバタ迷走はさすがにマズかろう、と。半年以上は期間的猶予が欲しいと。
なので『統一地方選の8ヶ月前』である『8月末』を目処として方針決定をする、というスケジュール感でこれまで動いていた訳だ。
「とすると、その期限である『8月末』の今回、『3党合流が正式に白紙撤回(断念)』という結果になったということは、少なくとも来年4月まで、もう3党合流の話はないだろう、と?」
おそらくな。
■この3党は結局どうなるの?
「3党合流が撤回されたとして、この3党は結局どうなるのでしょうか? 党としての合流はしないまま、統一会派を結成する?」
それ(統一会派結成)については、公明党側が明確に拒否した模様。
中道・立憲民主・公明の合流構想が壊れる 公明幹部「誠に残念だ」 中道は分裂含み
2026/8/28 東京新聞
>立憲民主党の水岡俊一代表は28日、中道改革連合の小川淳也、公明党の竹谷とし子両代表と会談し、「中道への組織的合流はしない」と正式に伝えた。3党が合流し、秋の臨時国会に「新しい体制」で臨む構想は白紙となった。水岡氏は参院での公明との統一会派結成を含め、最も効果的な連携の形を協議したいと提案したが、公明側は統一会派結成を拒否した。
>一方、公明の西田実仁幹事長は統一会派結成について「考えていない」と明確に否定。
「つまり、3党合流は撤回、統一会派も結成せず、今後も3党が各自バラバラに動く、と?」
一応そういうことかな。
ただ、ワイは今後『中革連に所属する公明党出身の衆院議員は中革連から離脱し、公明党に戻る(移籍する)』という展開もあり得る、と見ている。
「え!? 『中革連に所属する公明党出身の衆院議員』って、この2月の衆院選で当選した、全員比例当選の議員ですよね? 議席を維持したまま『公明党に戻る(移籍する)』なんてことが可能なんですか?」
無論、一般的には、『比例枠で当選した議員は、別の既存政党には移籍できない(その場合は議席を失う)』という法令上の縛り(制約)がある訳だが。
その制約は正確には『比例枠で当選した議員は、その選挙で比例名簿を届け出ていた別の政党に移籍できない』というルールであり。
実はこの2月の衆院選では、立民も公明党も一切比例名簿を届け出ていない。比例名簿は中革連一本に統一していた。
なので比例選出だろうが何だろうが、『中革連→公明党』『中革連→立民』への移籍は自由にできる(議席を喪失しない)ことになる。
「あらら。公明党はそんな抜け道まで最初から用意してた?のですね? では彼らはすぐにでも移籍する?」
各党の議席数に応じて年間の政党交付金額が決まるのは原則、毎年1月であり。なので『年内には中革連→公明党に復党』という可能性がそれなりにある、と思われる。
逆に言えば、『もし3党合流を撤回するならば中革連の公明出身議員を公明党に復党させるぞ!』というカードを盾に、公明が立民側を恫喝、も一応できる訳だ。
■既視感があり過ぎてゲンナリ
「本来、『3党合流が既定路線(少なくとも衆院選の頃は満面のドヤ顔でそう主張していた)』だったはずなのに、『各党が政党支持率1~2%台?の泡沫政党のままバラバラの道を選択』って、この人達は一体何がしたいのでしょうか?」
この3党のドタバタ劇を傍から見ていて思うのは、明らかに『政策の中身』そっちのけで、ただ『組織の論理(議席欲しさ)』だけで動いている感、だろうか。
今回の3党合流の話を見ていても『政策面の擦り合わせ』みたいな話はほとんど皆無と言っていい感じで。
「確かに。この2月の衆院選直前に急に『中革連に合流』の流れになった時も、まさに『政策の中身そっちのけ』『ただ組織の論理(議席欲しさ)だけ』だったのはミエミエで、有権者にも冷静にその点を見透かされていたからこそ『中革連はあれだけの壊滅的大敗を喫した』のでしょうが」
「この3党の分裂・合流を巡るグダグダ迷走っぷりには、なんか既視感(デジャヴ)がありますね?」
かつての民主党→民進党への党名変更、からの『希望の党を巡る分裂騒動(2017年)』だな。
「それだ!」
■本件は結局のところ、『公明党が今後どうするのか?』にかかっている
『結局、この3党は最終的にどうなるのでしょうか?』
それはつまるところ、『公明党が今後どうするのか?』にかかっている、とワイは見ている。
「どういうことでしょうか?」
公明党というのは、結局のところ『与党サイドの一員』であることに最大の目的意識を持った政党であり。
立憲や共産らのように『口先だけでは一応は政権交代を叫びつつ(有権者を騙しつつ)、実は野党(第一党)の座と議席を死守することが実質的な真の目的』みたいな政党とは明らかに性格が異なる。
例えば都議会でも。2016年に小池都知事が誕生し、都議会自民党が『都議会野党』に転落した時も、都議会公明党はあっさりと(都議会では)自民を見限って、『都政与党』である小池都知事に擦り寄って『都議会与党の一員』の座を死守し続けた訳だ。
この点を見ても公明党の『与党志向の強さ』ははっきりと伺える。
「なるほど。そもそもの『ゴール』自体が、立憲と公明では『全く別物』なのですね? そりゃ合流話が全く上手くいかないのも道理です」
で、この3党の今後だが。
政党支持率等を見る限り、このまま公明党が立憲や中革連とつるんでいても、それで『政権交代を実現し与党の一員に返り咲く』という展開が実現する可能性はほぼない。少なくとも、おそらくあと10年はないだろう。
その点はおそらく公明党側も痛いほど認識していて。
「つまり、『与党志向の強い』公明党としては何処かのタイミングで『立憲らとは縁を切り、再び自民党との復縁』を考えている?」
そう見るべきだろうな。
で、公明党としては『さっさと高市を降ろして、次の自民党政権で自民と復縁』みたいな『ムシのいい話』を考えているのだろうが。
そもそも自民党側からすると、そんな『公明党にとってムシのいい話』に今更乗る必要性など何処にもない訳で。
「2月の衆院選で、公明党と完全決裂しながらも高市政権があれほどの大圧勝を成し遂げた。その時点で、もはや自民党は公明党など必要としていない流れでしょう。むしろ公明はキングボンビーみたいな存在?」
そんな感じで。
そもそも、公明党の自己評価が『リベラルな平和政党?』みたいな物だとしても、今の大半の有権者から見た『公明党』は、『徹底した媚中全開の(カルト)宗教政党』という位置づけでしかなく。
そんな『公明党』との選挙協力はもはや、『一部の組織票の上積み』は依然としてあれど、それを上回るレベルの『媚中全開の(カルト)宗教政党を忌避して逃げる票』が予想される状況で。
「なるほど。立憲サイドが今回、『公明党らとの3党合流』を頑なに拒否・反発したのも、結局はそのあたりの事情でしょうしね」
つまり、公明党が『徹底した媚中全開の(カルト)宗教政党』という現状を変えられない限りは、自民党にとっては『(高市の次だろうが何だろうが)公明党と復縁するメリットはもはやほとんどない』のが実情で。むしろ余計なリスクでしかない。
「なるほど。そして公明党の『(カルト)宗教政党』という点は変えられないだろうから、変われるとしたら『徹底した媚中全開』の部分なのでしょうか?」
ま、公明党にとって『徹底した媚中全開』という長年のスタンスがそう簡単に変えられるものでもないとは思うが。
今の日本の世論状況において『徹底した媚中全開』という偏った(アレな)スタンスに賛同するのは一部の極左有権者のみで、そうした極左票(僅かなパイ)を共産ら極左政党と必死に奪い合ってても公明党に先はない、というのは事実だろう。
もし『公明党の復活・再躍進』を本気で望むなら、大ナタを振るってでも『その点(媚中全開姿勢)を変えるしかない』のは間違いない。
おそらくは『媚中全開』の姿勢を変えられずに公明党はこのまま自滅・衰退の道を歩むことになる可能性が高い、とは予想するが。


