【新日本ファクトチェックセンター】
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前回記事(その176)に引き続き都知事選2024等の考察を。



■政治家(蓮舫)による言論弾圧問題?

まずは以下の2つの記事を見てほしい。


朝日新聞が蓮舫氏を批判した記者を厳重注意?

 


朝日新聞記者「蓮舫さん… 共産べったりなんて事実じゃん」→ 「不適切な表現がありました。お詫び致します」→ 蓮舫氏“ブチギレ”「終わらせません」


真琴「これ、どういう話なんです?」

朝日新聞の今野記者が、蓮舫に対して普通の論評(やや批判的)をしたところ、蓮舫のファンネル(支持者)達がピラニアのように一斉にその記者を猛バッシングして謝罪に追い込んだ。

翔子「いつもの、異常に攻撃的で戦闘大好きな極左ピラニア軍団?ですかね」

それだけなら「いつものこと」と言えなくもない。

ま、この朝日記者の論評は「誹謗中傷」にすらならない(もし名誉毀損で訴えられてもまず負けない?)程度の「普通の論評」なので、こんなのに猛然と噛みつく極左ピラニア軍団もそれはそれでだいぶアレではあるし、こんなので所属記者に「厳重注意」してしまう朝日新聞社も「だいぶおかしい」のは明らかだが。

真琴「メディア関係者(日刊ゲンダイ等)やコメンテーター等で、選挙前後に小池百合子や石丸伸二にもっと酷い批判(中傷)をしていた人は山程いますからね」


一番の問題は、下手に出て謙虚?に「謝罪、お詫び」をしている記者に対し、蓮舫が「終わらせません」「まず。朝日新聞への抗議ならびに質問状を出したいと考えています」「弁護士に相談しています。近日中に対応します」などとドヤ顔の全力でマウントを取りにいって恫喝した点であろう。

翔子「うわぁ。ちょっと前まで被害者ヅラで『私は他者からバッシングされている!ぴえん!』と被害者ムーブ全開だったのに、相手がちょっとでも下手に出ると豹変して『水に落ちた犬は打て?』とばかりに上から目線で執拗なイジメっ子ムーブ全開? 性格悪いなぁ…」

この「異常な迄に苛烈で攻撃的な他罰思考・他責思考」と「”女性”であることを盾に利用して必死に被害者ヅラムーブ」を兼ね備えているのが蓮舫の最大の特徴と言えるのではないか。

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この、蓮舫によるメディア記者への「法的措置をチラつかせた恫喝?言論弾圧?」については、平弁護士からも「萎縮連鎖社会」に繋がる、と批判の声が出ている。
 

 

 

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ワイもこの点についての平弁護士の意見に同意である。

真琴「蓮舫は、何か激しく勘違いしてるんじゃないの?」

はてなブックマーク等でもそうした意見が出ている。

蓮舫のやっていることは明らかに言論の自由への抑圧である

 


当ブログでも、そろそろ都知事選関連の話は切り上げて米国の話でも…という準備も少ししていたのだが、この「政治家(蓮舫)による言論弾圧問題?」は放置できないと判断した。

そっちが論争?の継続を望むのであれば、「お望み通り、論争?にもう少し付き合ってやろう」という事でもある。なので、都知事選や蓮舫関連の考察をもう少し継続する。

翔子「終わらせません」



■蓮舫関連事案について、立憲民主党と共産党(支持者)の対応がクッキリ分かれつつある?

最近の傾向として、蓮舫関連事案について、立憲民主党サイドと共産党サイド(支持者含む)の姿勢や対応の面で、わりと「正反対」的な挙動が顕著に見られるような? しかも、蓮舫自身はむしろ共産党サイドに近い動きをしているようで。

真琴「具体的にはどういった面でしょうか?」

たとえば、「立憲と共産党との共闘問題」や「連合とのスタンス」について。

連合の芳野会長が「共産党で蓮舫票逃げた」という発言をし、それを共産党(小池晃等)や共産主義者達(しばき隊等も)が猛批判して、その界隈では「連合批判」や「芳野会長批判」が猛烈に噴き上がっている感じであって。

この界隈からは「立民はもう連合なんか切ってしまえ!」という勇ましい意見もかなり散見される。


翔子「蓮舫自身も前述のように芳野会長に猛然と噛みついていましたね」

ところが、立憲民主党内(の議員)からはそんな意見はほぼ全く聞かれない。

蓮舫が芳野会長に噛みついた後も、立民の泉代表らは芳野会長に面会して謝罪?しているような状況で。

真琴「蓮舫の暴走(芳野会長への噛みつき)の尻拭いを泉健太がしている?」

これは実は当たり前の話で、立民内には今も連合系(労組系)の議員が多数いるし、そうでない議員でも「選挙では連合の支援を期待する」議員が多い訳で。

もし立民内から「もう連合なんか切ってしまえ!」という声が公然と挙がるような状況になれば、それこそ「党分裂」を引き起こしかねないくらいの「パンドラの箱」であって。

この10月にも解散総選挙がありそう、という今の状況で「立民と連合が喧嘩別れ」みたいな展開を望む声は、立民内には「ほぼ皆無(蓮舫以外)」という感じで。

泉健太に批判的な一部議員(小沢一郎等)ですら、「泉健太が連合にペコペコしている?」ことへの批判はほぼしていない。

翔子「なるほど。確かに立憲サイドは、この件は共産党サイド(特に支持者達)とは180度異なるスタンスですねぇ」



■Rシール(ステッカー)問題についても

大騒ぎになったRシール(ステッカー)問題についても。まとめ記事は以下など。

「宴のあと」東京都知事選2024蓮舫陣営「Rステッカー」問題その後

 


この「Rシール」を蓮舫支持者達が所持しておりドヤ顔で見せびらかしていたことは既に判明している。

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蓮舫さんのRステッカーを貼った疑惑のグループの1人が
蓮舫ダンスの選抜メンバーだったことが判明しました

 


数々の状況証拠からしても尾島都議の証言から考えても、Rシール(の大半)は「蓮舫の支持者」が貼ったものであろうことは「言わずもがな」であろう。

にも関わらず、蓮舫自身は「全く意味が分かりません」などと、質問されてもはぐらかして誤魔化してひたすら逃げるばかり。

「R」シールのナゾを追跡…新宿・池袋だけで57枚発見 都議が“Rシャツ”の蓮舫氏と関係と投稿も「全く意味が分かりません」関与否定

 


真琴「税額控除演説の件とかイスラエル大使騒動とかと同様、蓮舫は自分が追及される局面になると途端に【誤魔化し】【ガン逃げ】【説明拒否】ばかりの卑劣な姿勢全開ですねぇ」

翔子「説明もしない、謝罪もしない、質問には答えない。蓮舫は逃げないでいただきたい」

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で、蓮舫自身は「全く意味が分かりません」という【誤魔化し答弁】のまま、この後もこの点の説明も謝罪も剥がす旨の呼びかけも一切していない。

真琴「蓮舫のいつもの『謝ったら死ぬ病?』『己の非は決して認めない!』ですかねぇ」

しかし立憲民主党の議員達は、概ね『他人の迷惑なので、Rシールを貼った人は責任を持って剥がして下さい』的な意見のようで。ざっとチェックしただけでも以下の4名の議員はそうだった。

やぶはら太郎:立憲民主党
さくま一生:立憲民主党
松尾あきひろ:立憲民主党
米山隆一:立憲民主党

翔子「この点の意見自体は、共産主義者達よりはまだ比較的常識的な発言に見えます」

更に、彼らは「呼びかけ」だけでなく自身でもシールを剥がす行動を自ら行ったりしている模様。

で、そうした立憲民主党議員の投稿に対して、「主に共産党支持者?」と思われる蓮舫サイドの人達が猛然と噛みついており。たとえば以下など。


誰にバカって言うとんじゃボケ。

 


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低い位置に貼られたRシールを剥がした立憲民主党 やぶはら太郎さん しばき隊からバカ議員認定され落選運動のターゲットになってしまう

 


真琴「『C.R.A.C』というのが、しばき隊の現在の名前ですね」

 

更に、室井佑月についても。
室井佑月は前述の立憲民主党の米山隆一議員の妻であり、つまりは概ね立民サイドの人間である。今回の選挙でも当然のように「蓮舫支持」のスタンスであった。

そして、この「Rシール問題」では、やぶはら太郎らを擁護する室井佑月に対し、しばき隊ら「主に共産党支持者?」の側が猛然と噛みついており。

「R」をめぐって

 


つまるところ、蓮舫支持者達の間で、「やぶはら太郎ら『Rシールは貼った人が剥がすべき』」論者(立民サイド)と、「やぶはら太郎らの主張は馬鹿げておりおかしい!」と主張する論者(共産党サイド?)の間で激しい【内ゲバ】のような状態になっている模様。

翔子「これはしばき隊ら共産党サイド?の意見がおかしいのでは?」

うむ。

で、その後に蓮舫事務所の公式アカウントから、以下のようなアナウンスがあった。

【(Rシールの)貼りつけをおこなった方は、候補者への支援の思いからだったとしても、すぐに原状回復をされるようにお願い申し上げます。】

これがいわば「蓮舫陣営の公式表明」となる訳で。

つまりは本件でしばき隊ら「やぶはら太郎らを猛批判するサイド」は、結果的にハシゴを外されたような形になった訳だ。

真琴「あらら」

その件で恨み節をつぶやく者もいる模様。


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翔子「蓮舫陣営はだいぶカオスというか、グダグダですねぇ」

 

 

 



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