【新日本ファクトチェックセンター】
104

今回も前回(その103)に引き続き草津町問題関連。

 


ここ数日でも草津町問題関連で色々と新たな動きがあったので考察したい。



■『Spring』への「人権賞」授与に疑問を呈する弁護士や心ある国民の声が続々と

まずはこちら。

東京弁護士会宛公開質問状(人権賞選出過程)賛同者募集フォーム

 


> 推定無罪の原則を持ち出すまでもなく、人を犯罪者と決めつけて風評を広めることは、人権概念と真っ向から対立する行動です。


全くその通りだとワイも考える。大いに同感である。

この件で、「いずれかの弁護士会所属の弁護士」だけでも12/12現在で賛同者が既に152名も集まっている模様。

翔子「『法や人権の専門家』である『弁護士』だけでも既に150名以上も賛同していると。これほど大勢の弁護士から短期間に賛同の声が続々と挙がる公開質問状って、他にそうそうないような?」

本件は、少なくとも「ごく一部の馬鹿が勘違いして騒いでるだけ!」などと矮小化できるような小さな問題では全くない、というのは、上記の事実だけでも明らか、と思える。

真琴「どうして大半のマスコミは本件でダンマリ沈黙なのでしょうか?」



■「人権賞」授与に反対します、というchange.orgのネット署名(何故か圧力?が掛かりずっと公開停止中になっていた案件?)がようやく再開された模様


このオンライン署名に賛同をお願いします!「冤罪による被害の拡大に加担した団体への「人権賞」授与に反対します」 https://chng.it/fzcCfskp @change_jpより

 

 

上記ポストからこのオンライン署名の頁に(今は)飛べるはず。


翔子「別に『差別的or攻撃的』等の事由に該当するような要素は全くない健全な署名活動だったはずですが、何故この署名が理由もロクに明かされずにずっと公開停止中にされていたのか? という点も、なんだか闇が深い感じがしますね」



■共産党のしんぶん赤旗が「セカンドレイプの町草津」フラワーデモの記事をこっそり削除

表題だけでもほぼ内容が伝わると思うが、草津町ヘイト運動について最近世間でかなり話題になっている影響か、しんぶん赤旗が自身の過去のそうした「草津町ヘイトデモ賛同記事?」的な記事をつい最近こっそり削除した模様。

真琴「なんか、あらさまに証拠隠滅の臭いが…」

【魚拓】共産党赤旗、「セカンドレ〇プの町草津」フラワーデモの記事をこっそり削除  「これは削除」

 


共産党赤旗、「セカンドレイプの町草津」フラワーデモの記事をこっそり削除

 


翔子「削除。無かったことにはなりません。」


104_01


本件については吉峯耕平弁護士の考察が詳しい。
正直、ワイがアレコレとごちゃごちゃ補足する必要もないくらい。

黒岩草津町長の「性犯罪」虚偽告発⑧:政治家と政党(共産党・社民党)の関与と責任

 



■Springの「人権賞」と東京弁護士会臨時総会

更に、本日2023/12/12に、話題となっている東京弁護士会の臨時総会が開催された。
主に東京弁護士会所属の「北 周士」弁護士から、その時の答弁について報告が挙がっている。

Springの「人権賞」と東京弁護士会臨時総会

 



>Springの受賞について。Springはフラワーデモを主催したわけではない。フラワーデモに連帯したことのみをもってその他の活動の受賞理由を否定することはできないと考えた。Springの元代表に行き過ぎた発言があったことは確かだが、現時点ではSpringは謝罪し、撤回している。


東京弁護士会幹部サイドの上記発言。

まず「行き過ぎた発言があった」という部分。当ブログの前回記事(その103)でも考察した通り、こうした言い回し自体が既に明確に「不適切」な責任矮小化・自己正当化の言い回しであろう。

「主催したわけではない」というのもやはり「責任の矮小化」と考えられる。

当時のSpring代表理事の山本潤氏は、「#レイプの町草津」「#セカンドレイプの町草津」といった本件の「ヘイトタグ」を拡めた、草津ヘイト活動?の中心人物である。

以下画像を見ても、草津フラワーデモ(ヘイトデモ?)の実質の主催者と言われている「北原みのり」氏、虚偽告訴をした元町議本人の「新井祥子」氏、Spring代表理事(当時)の「山本潤」氏の3名が中央で並んでおり、山本潤氏が「セカンドレイプの町草津」と書かれた?プラカードをドヤ顔で掲げている様子がきっちり映っている。

 

104_02

真琴「『陰ながら応援してただけ』とかでは全くなく、この草津ヘイトデモの中心人物として草津町でヘイトタグを拡散しまくっていた『ヘイト活動の主犯格』なのは明らかですよね」


うむ。更に言えば、以下の部分も。

>現時点ではSpringは謝罪し、撤回している。

これも、東弁側は詐欺的なレトリックで誤魔化しているが、実際には「人権賞の受賞を決めた(発表した)段階」では撤回もしていなかった訳で。批判の声が殺到して大炎上してから、慌ててアリバイ的に撤回した、という経緯は前回記事で考察した通り。

選考過程において上記事実は認識されていたのか、認識していたのであればなぜ授与したのか、認識していなかったら何故なのか。


>あくまで選考委員会が選出した者であり、人権賞の授与は東弁の意見として当該団体の活動を是とするものではない。

そしてこの東弁側発言は、(これが事実であれば)完全に「言語道断」だと考える。

要は、「人権賞の授与はあくまで選考委員会が選出した者であり、東弁の意見ではないよ」と言ってる訳だ。なんという無責任。なんという酷い責任転嫁。異常としか言いようがない。

翔子「絶句するしかないですね。『東京弁護士会人権賞』なのに、東弁の意見ではない? では一体これは何の賞なんですか!」

 

 

 

■『Colabo問題』が2023年ネット流行語大賞の銀賞を受賞

 

話は変わって。

当ブログでもこれまで幾度も取り上げた『Colabo問題』が「2023年ネット流行語大賞」で銀賞を受賞するという栄誉?を得た模様。

 

 

真琴「ネット流行語大賞って過去にはどんなワードが受賞しているんですか?」

 

初回である2007年は「アサヒる」という有名なワードで朝日新聞社が受賞している。

古参のネット民ならば概ね「ああ、あの件ね」と思い当たるくらいネットでは有名な話ではないかと。

 

正直、近年は「ユーキャンの流行語大賞よりはネット流行語大賞の方が、まだ納得感がある」という国民も既にかなり多いだろうと思われる。

 

今回、銀賞を受賞した『Colabo問題』については受賞者?は未定なものの、日本のネット文化史に『Colabo問題』が名を刻んだ、という事実は間違いないと言えそうである。

 

翔子「おめでとうございます」