【新日本ファクトチェックセンター】
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今回もColabo関連の話である。
最初に言っておくと、今回はかなり衝撃的な(とんでもない)貴重なテーマを扱っている記事である。



■浅野文直議員とsioさんの対談動画が公開

浅野議員やsioさんについては当ブログの「その39、40、44、45」で言及している。

sioさんは「以前Colaboのシェルターにいて、生活保護不正受給指南されていた」と勇気ある告発をした女性である。その彼女が、VTuberという形で(顔出しせず)浅野議員と対談をした動画が今回公開された。

内容については以下記事を見てもらいたい(文字起こしもしている)

 

 


尚、以下はあくまで「sioさんの告発内容が真実であるならば」という仮定を前提とした際の考察である。
その点に留意されたい。


■sioさんはColaboからかなり酷い搾取をされていた模様?

sioさんのColaboでの体験談は、ざっくり言えば以下のような内容だった模様。


①【sioさんは2年半前にガールズバーで働いてる頃に渋谷でColaboの人に話しかけられ、「抜け出しなさい」と言われ、仕事をやめてColaboのシェルターに入った】

②【シェルターは4物件あって1つの物件(一部屋)に3人でシェア】

③【入居時にsioさんの所持していたブランド品やお財布の中身は5000円だけ残して全部Colabo側が取り上げる】

④【生活保護の申請時は「お金も何もない」「仕事ができる状態じゃないんです」っていうことにしていきなさい、とColabo側から教唆される】

⑤【sioさんが生活保護で給付されたお金も、一旦全部Colabo側に渡す(わずかにお菓子を買うお金とかそういうのだけ小遣いとして残す)その時はsioさんの貯金という名目(建前)で。】

⑥【sioさんが事情により急遽シェルターを出ることになった際に、sioさんの荷物はColabo側が勝手に処分し、「sioさんの貯金という名目」でColabo側が預かっていた貯金額も「全部その処分代に当てるという名目で」Colabo側がそのまま全額懐に入れてsioさんへの返金・返還を一切拒否した】


翔子「酷い話です!これではColaboはsioさんを保護していたのじゃなくて、完全に『sioさんから金銭を搾取していた悪徳業者』の側じゃないですか!」

まさにその通り。

sioさんの告発内容が真実であるならば、Colaboがsioさんの件でやっていたことは典型的な「貧困ビジネス」「不当な生活保護ビジネス」「組織ぐるみの詐欺」「犯罪」そのもの、としか言いようがない。

sioさんの意思を無視してsioさんの荷物を一方的に処分(没収)?。更に「sioさんの入居時に預けたブランド品やお金」や「sioさんの貯金」だったはずの生活保護費も勝手に取り上げてそのまま返金・返還一切拒否? それは完全に犯罪、泥棒や詐欺師の所業ではないかと。


日本の困難女性?達から不当に搾取していた悪しき加害者というのは、まさにこのような嘘つきの悪徳業者のことではないのか?

事実であればそうとしか思えない、というレベルの、sioさんによる衝撃の告発であった。

togetterまとめ

 

 




■この告発がもし事実であれば、さすがにColaboは完全アウトだろう

ワイはColaboに対して、以前は「いいこと(困難女性の支援)も少しはやっているのかもしれんが、だからといって虚偽の会計報告や杜撰な管理で公金チューチュー三昧をすることが正当化される訳ではない」みたいな思いで、これまで関連記事を何本も書いてきた。

しかし、sioさんの告発内容が真実であるならば、Colaboは「困難女性の支援をする良い団体」などではなく、むしろ明らかに「女性を利用して公金にタカり被害女性からも搾取しまくる極めて悪質な貧困ビジネス業者」の側だと断定できそうである。


そうであれば「真に困難女性を救いたい」と考える人達こそ、Colaboの闇を暴き真実を追及する側に立つべきなのは明白。

詐欺師らに騙されているのかグルなのかは知らんが、「偽善者達の悪質な貧困ビジネス利権の死守運動」を必死に擁護しているような蒙昧な極左連中は、本当の意味で「困っている女性の味方」などでは全くない、と言えるだろう。

であれば、Colaboに対して容赦も遠慮も無用。それほど正義感が強い訳でもないワイでも、この件はそう考える。
また、以前「その40」等で取り上げた浅野議員からColaboへの公開質問状は、未だに受取拒否され回答が来ていない模様。

川崎市からも公金を貰っておきながら、説明責任を放棄して都合の悪いことからは誤魔化しひたすら逃げ続けるばかりの醜い偽善者達?



■浅野文直川崎市議、Colaboの刑事告発を宣言

ワイですら上記のように考えた本件。浅野議員も「これはさすがに放置できん」と考えたようで、Colaboの刑事告発を宣言した模様。

 

 


更に「チャンネル正論」で上記の続き?的な動画も上がった模様。

Colabo問題  生活保護不正受給めぐる新疑惑

 

 


「生活保護の記録は残っている」「他の女の子からの話も来ている」ということのようなので、それが事実であれば「証拠」「証言」については期待できそうに見える。

きっちり調査のメスが入れば、Colaboの活動にはおそらく「生活保護不正受給」の実態が見つかる可能性は高いと考えられる。

つまり、本件で浅野議員が動いた件は、決して筋悪な話ではない。Colaboについては、この「生活保護不正受給」関連の線で白黒の決着が案外早期につく可能性も結構出てきたかも。


以前の記事でも述べた通り、浅野議員は「川崎市の監査委員」でもあるので、これだけの証言が出てきている以上、Colaboの告発に動くのは当然の権利であり義務でもあるだろう。

ワイは本件で浅野議員による真実追及の動きを全力で応援するつもりである。


もし「本気で女性の支援をしたい」と考える人達であれば、どうか「真に女性の味方なのはどちらなのか?」を自分できちんと見極めて、ちゃんと考えた上で賢明な動きをしてもらいたい。「偽善者やマスコミの世論誘導・表向きの空虚な美辞麗句に騙され利用されるだけのお馬鹿ちゃん」にはならないでもらいたい。

ワイはそう切に願うものである。



■別件:老害戦士さんと少しわかり合えた気がする(小並感)

上記で挙げた浅野議員の動画については、「老害戦士」さんも以下の記事を書いている。

 

 


「浅野議員を応援します」という点もワイと同意見なのだが、実はこの記事の中で彼は以下のようなことを述べている。


>暇空茜を作り出した人、そして探偵暇空茜。
>好きだろうが嫌いだろうが、自分は頭を上げる事は出来ず感情論は抜きに、応援をさせて貰いたい気持ちでいっぱいです。


「老害戦士」さんは一時期、暇空茜氏へのアドバイス罪?等でやや周囲と摩擦?があったみたいで。

ざっくり言えば「当初は暇空氏に大いに期待していた→考えのズレの大きさにショックを受け、反動でかなり暇空氏に批判的なスタンスになる」みたいな感じで。

ま、暇空氏を批判するのは別に自由なのだが、記事のトーンの変化が少々「極端から極端」みたいに揺れ幅がかなり大きくて。

「老害戦士」さんは(ワイと異なり)結構多くの読者もついているわりと有名なネームドブロガー?でもあったので周囲への影響(摩擦?)もそこそこ大きく、結構批判もあったようで一時期は少々心配をしていた。

ま、ワイ自身はそれに対して「特に何もしていない」のだが、「DJ souchou」氏や「なつき」氏らが彼と対話による意思疎通を図ったようで、上記記事を見てもわだかまり?は概ね解決したっぽい?

 

 

 



真琴「いい話ですね」

ま、ワイみたいな雑魚がネームドブロガー?を「心配」する?などはおこがましい話ではある。

が「今も世の中荒れ放題、ボヤボヤしてると後ろからバッサリだ!」みたいなこの世知辛い世間において「対話で平和的に解決」という本件の流れは、傍からリアルタイムで見ていてこっちも救われた気がする。何処ぞの「口先だけの独裁政党さん」にも是非見習って欲しいものである。