イベント的にはソフィー2コラボの続きである。



■おうえんボードの解説について

おうえんボードについてワイが今まで解説をあまりしてこなかったのは、

「ガチャに数十万石も一気に大量投入しがちで爆死時のダメージが大きい」
「最近はガチャ頻度が激減しており今後の運営方針や継続性も不安・不穏」
「ワイ自身もまだ育成途中の要素で、最終形が見通せていない」

といったあたりが理由である。

アイコンなぎさ「現状自信を持って『攻略セオリー』を提示できない要素だったと」

うむ。一応「初心者向けブログ」でもあるので、まだ自身も育成途中に過ぎないワイ
が知ったかぶりでテキトーな事(嘘)を書いて、それを信じて実践した初心者が
後で大後悔、みたいな展開を避けたく、慎重になっていた。

とはいえ、今回(次回)のテーマを論じる上ではある程度の前提知識は必要なので、
基本的な部分は今回ある程度解説しておく。
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■「おうえんボード」とは何か?

「おうえんボード」とは何か?
本来は野球の試合等で選手を応援する絵やメッセージを描いた板のことを指す。
「応援ボード」で画像検索すると、そういうのが多数ヒットするはず。

「おうえんボード」系の小道具を撮影で使った人ならイメージしやすいと思う。

上の画像で言えば、モニカが膝で挟んでいるのが「おうえんボード」。

システム上は、スキルが搭載された「デコブロマイド」を1~3枚セットすることで
それらのスキル効果を発揮できる、という性能上の効果を有している強化要素。

この強化要素・システムのことを「おうえんボード」と呼称する模様。


【「おうえんボード」は「デコブロマイド」1~3枚で構成された応援板】、という
感じの理解でいいと思われる。


ただし、ネット上では「デコブロマイド」単体の事も「ボード」と呼称するケースもある
模様。「ブロマイド」「デコブロ」「ブロ」などと略することもある。

なので、「デコブロマイドガチャ」も「ブロマイドガチャ」も「ボードガチャ」も
ネット上で使われる?用語だが、どれも同じ物を指しており違いはない。

アイコンほのか「なんだかわかりにくいですねぇ」

おうえんボードの公式説明
https://doax-venusvacation.jp/dmm_info/9212.html



■おうえんボードの枠について

おうえんボードにはメイン枠が1枠とサブ枠がある。サブ枠というのはボード全体
(メイン枠)の左下隅の方にあるちっこい枠のこと。
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サブ枠は初期状態では1枠だが、そのキャラと他キャラ全員との「なかよしレベルの合計が
500以上」になると、サブ枠の2枠目が解放される。

つまり育成が進むと最終的には「メイン1枠+サブ2枠」の合計3枠になる。
1つの枠には1つのデコブロマイドしかセットできないので、1人の選手(キャラ)には
最大でも3枚までしかデコブロマイドをセットできない。

この枠にデコブロマイドをセットすることを「デコブロマイドを挿す」と表現したりする。
いわゆる「3枚挿し」というのは、1人の選手(キャラ)にデコブロマイドを3枚セット
した状態のこと。当然だが2枚挿しよりも設定できるスキル数が多く有利である。

アイコンレイファン「サブ2枠目解放を目指しなかよしレベル合計を上げればいいのね?」

そうなのだが、実は「サブ枠の2枠目解放」だけでは3枚挿しは実現できないケースが
結構多い。それが「所要コストの罠」。特に無課金微課金だとこの罠にハマりがち。

アイコンルナ「この罠は実に厄介だわな」



■デコブロマイドの所要コストについて

デコブロマイドには各々「所要コスト」が設定されており、ボードのサブ枠にセットする
際にはその所要コストが重要となる。メイン枠へのセット時はコストは0で無関係。

具体的には「サブ枠にセットしたデコブロマイド(1~2枚)の合計所要コスト」に
上限値が設定されており、その制約を受ける仕様になっている。

そしてその上限値は、サブ2枠目解放した時点で「25」となっている。
(解放前の上限値は20だが、そもそもサブ1枚しかセットできないので影響ない)

そしてデコブロマイドの所要コストは基本的に以下のようになっている。

【デコブロマイドの所要コスト】
レアリティRのデコブロマイド:20
レアリティSRのデコブロマイド:20
レアリティSSRの通常のデコブロマイド:15(※一部有償水着由来の物は10)
レアリティSSR+のデコブロマイド:10(※一部有償水着由来の物は5)


アイコン紅葉「…このコスト制限、結構キツくないですか?」

うむ。特に意識せずに普通にプレイしていると、せっかくサブ2枠目解放しても、
「サブ枠合計コスト25以下」というコスト制限の条件をクリアできず、
「3枚挿し」が実現できないまま、というケースが頻発する。

具体的には「所要コスト10以下のデコブロマイド」が最低1枚はないと、
「3枚挿し」は不可能ということ。


現状では無課金ならば「SSR+のデコブロマイド」が3枚挿しには必須と言える。

 

【後日追記】

ブログ主自身はまだ実機上で未確認の情報だが。

「なかよし度の合計が1000以上」になるとコスト制限の上限値が更に緩和され

「サブ枠合計コスト30以下」でOKになる、という情報があるらしい。

もしそれが事実であれば、上記解説は一部不正確(無課金でSSR+なしでも

理論上は3枚挿し可能)ということになりそう。

とはいえ、「なかよし度の合計が1000以上」というのは現状は極めて高いハードルであり

(だからこそVV稼働5年目の最近になるまで誰も?それに気づかなかった?)、

開始後一年やそこらの無課金初心者がこの手法で3枚挿しを目指すのが現実的とは

(現時点では)あまり思われない。

現在の無償落ち済キャラ23人全て招待済だとしても、なかよしレベル45~46以上を

22人分達成が必要、みたいな感じになるので。

ただし将来的にもっとキャラ数が増えてくれば状況は変わってくるかもしれない。


アイコンななみ「SSR+って何? どうやって入手するの?」

うむ。そこで出てくるのが「レアリティアップ」という仕組み。



■デコブロマイドの強化とレアリティアップ

デコブロマイドは、初期段階ではスキルレベルがLV1である。これは
同レアリティの他のデコブロマイドを素材(餌)としてブロマイド経験値を
蓄積することで、最大でスキルレベル5まで強化可能。
当然、そのブロマイドに搭載されたスキルの性能も向上する。

それだけでなく、LV5まで強化されたデコブロマイドは、「キラキラのデコペン」
を使用することで、1段階は「レアリティ」を上昇させることができる。
それが「レアリティアップ」である。

元のレアリティがSRのデコブロも、LV5にしてレアリティアップすれば
レアリティがSSRに上昇する。この際、スキルについては性能が変わらず
「SR級スキルLV5」のままだが、所要コストはSSR水準の「15」に下がる。

同様に、元のレアリティがSSRのデコブロ(初期所要コストは15)も、
強化でLV5にしてレアリティアップすれば、レアリティがSSR+になり
所要コストは10に下がる。

2つのサブ枠に「SSR+とSSRのデコブロを1つずつセット」等する形ならば、
「サブ枠合計コスト25以下」というコスト制限の条件をクリアでき、晴れて
ようやくデコブロマイドの「3枚挿し」が実現可能、ということ。

「SSR+のデコブロマイド」はスキル性能自体が優秀な上に、上記のように
「3枚挿し」に必要なコスト調整の上でも非常に有用なので、もし強さを求める
ならば、いずれは最低でも1枚は育成したい要素と言える。

そしてSSR+のブロマイド入手には、SSR級のブロマイドをLV5にする事が必須。
ブロマイドの本格強化・育成に入る場合は、「SSR級のブロマイドをLV5にする」
のが基本的な目標である、と考えよう。

アイコンモニカ「それは結構高いハードルなので、主にガチ勢中級者以上向けです」



■今回はここまで

おうえんボード関連には他にも考慮すべき要素が幾つかある。
「汎用ブロマイド」と「非汎用(キャラ指定)ブロマイド」の違いについては、
「その78」で解説している。

キャラ指定や属性の縛り、性能減退、等の要素もあるが、あまりいっぺんに
アレコレ全部解説しても初心者はついてこれないと思うので今回は割愛。
(上でURLを載せている公式の説明には一応そのへんも説明があるはず)

「ブロマイドガチャ」については次回解説する予定。


長くなったので今回はここまで。連投はさすがにちょっと疲れたわい。

アイコンフィオナ「多忙で不摂生されていませんか? 麦芽飲料とかいいみたいですよ」

なにおう。麦芽飲料ならワイだっていつも飲んどるぞい。

アイコンさゆり「ここで言う『麦芽飲料』にはビールは含まれませんよ?」

ぐぬぬ。