■■地球防衛軍5 全体の雑感

地球防衛軍5は、私がプレイしている中ではそこそこメジャーな方のゲームであり、
攻略Wikiは比較的充実している部類だろう。

攻略動画などもネットに多数あり、「初心者向け攻略情報」についてさほど不足は
感じない。むしろ、私自身がそうした情報に大変お世話になってきた。

PS4版は発売から既に3年目なのに、未だにオンラインで多数の部屋が常時立ち、
野良でマルチプレイが余裕で成立する、という恵まれたゲームと思う。

時期を外したマイナーゲームやレトロゲームを好んでプレイすることが多い傾向の
私からすると、ややメジャー過ぎてなんだか物足りない?くらいで。

そうは言っても、「未プレイの人にはわからない」点もあるので、雑感など。

ラストシューティング
<基地内部で軍曹が「ラストシューティング」している一瞬を激写>


■地球防衛軍シリーズの特徴

地球防衛軍シリーズは、いわゆる
「TPS(サードパーソン・シューティングゲーム)」に該当する。
当ブログで既に記事を書いていたゲームで言えば、閃乱カグラPBSなんかと
同類。

そして最近のTPSの大半は、「オンライン対人戦」に重きを置いている傾向は
明らかだろう。

そんな世の風潮の中で、地球防衛軍5には「オンライン対人戦」が一切存在しない。
オンラインは協力プレイのみ。なのに前述の通りそれが長期間盛り上がっている。

また、画面分割によるオフライン協力プレイが可能、というのも、昨今では
珍しいゲームと言えるかも。

「オンライン対人戦」に重きを置いている最近のゲームの大半は、アップデートの度に
武器やキャラの性能に何度も何度も調整が入って変化するのが常。
ガンダムEXVSとか、ストリートファイター系とか、どれもそう。
幾度もの性能調整は、「バランスが悪いと対人戦が盛り上がらない」という理由故。
「熱い対戦を可能とする理想のバランス」を求めて何度も性能修正を繰り返す。

そしてその度に「アプデ後の性能を把握し直す」のに苦労する事が多く、
私はそれをかなり面倒に感じる(嫌がる)性分である。

せっかく苦労してキャラ(武器)性能を把握して有効なコンボもマスターしたのに、
アプデで硬直が増やされてそのコンボが不可能になった…みたいな事が
何度も発生すると、「頑張って詳細な性能を把握しよう」というモチベーションが
維持できなくなりやすい。まあ、面倒くさがりなんですわ。
もう若くない、ということでもあるかも。


最近は「もうアプデなんて入らない」くらいの、発売から一年以上経った、
「枯れた」時期になってから私はようやくそのゲームに本格着手する、という
「時期を外したプレイ」になりがちなのも、そのへんが主な理由であって。

その点、地球防衛軍5は武器やキャラの性能調整が当初からそう多くはなかった。
その最大の理由は「オンライン対人戦がない」という点だろう。

別に「最初からバランスが良かった」ということではなく、強武器や弱武器などの
格差は今も結構残っているのだが、対人戦がないのでそこまで問題視されない。

まあ当初の「ダイバーの無限飛行」をやりにくくする為のアプデなど、若干の性能調整
はあれど、他のオンラインメインのゲームに比べれば遥かに性能調整は少ない。
個人的にはこれは「長所」と感じる。メーカーは今後もこのスタンスを貫いて欲しい。

洞窟01
<洞窟+橋+転送装置の面は、アイテムもあまり拾えない厄介な面だったり>


■各ステージの情報を覚えるべし
地球防衛軍5は典型的な「覚えゲー」である。
初見の面では為す術もなく、理不尽なほどの敵の大群に蹂躙されて負けることも多い。
しかし「この面はこの条件でこんな敵増援がこの位置に出現」みたいな「面毎の情報」
を覚えていくことで、そんな面も格段に楽になって普通に攻略できるようになっていく。
そうした傾向が顕著なゲーム。

ま、最強格武器のグレード最高品を全部集めて高アーマーで、となればアドリブでの
「無双プレイ」もできたりはするが、それは苦労して育成をした後の話であって、
基本的には「面毎の情報をどれだけ把握しているか?」という「知識・経験」が
重要。複雑・高度な操作技術よりも知識の方が概ね重要、と言ってもいいだろう。

特に、「洞窟面」や「基地(内部)面」は、地形の把握も非常に重要になる。
洞窟面等は暗くて地形把握が難しいことが多く、その状況で敵の猛攻で画面が覆われると
「何が何だか分からないまま谷底に落とされて殺される」みたいなことになりがち。

そんな状況だと「何度も死にながら情報を覚える」ことすら難しい場合がある。
地形把握してないと「今どっちを向いている」という方角すらわからないことが多い。
(個人的には、ここは次回作で改善して欲しい点。レーダーにNSEW・東西南北
を表示するだけで、洞窟でも迷子になりにくくなるはず)


特に高難度の洞窟系のステージを攻略するなら、まずその前にその面の地形を把握しておく
のが重要。「まだ良くわかってない」なら、その手の「洞窟系の面」だけは、
難易度Easyオフラインで事前に一度プレイして、転送装置の位置や進行ルートなどを
大まかには把握しておく事をオススメする。


具体例を挙げるなら、M86「暗闇の秘密」、M91「煌めく深淵」、M99「地の底の激戦」
あたりだろうか。敵の無限湧きがある洞窟面は、当初はキツかった印象がある。