引き続きオリキャラの育成考察を。
■■パイロット候補
パイロットに必要な能力は射撃値と格闘値と回避値とNTL(命中や回避に影響)。
NTLは1上がる毎に射撃値と格闘値と回避値が実質3上がるのと同等の効果がある模様。
もしNTLが9あれば、それだけで射撃値+27、格闘値+27、回避値+27のボーナスを実質
得られるということ。本作でニュータイプは非常に有利。
更に、サイコミュ兵器使用時の射程や威力等にもNTLが影響し、高い方が有利。
MP値上限や性格もパイロットの適性にはある程度関係する。
基本的に、性格は弱気よりは強気の方がいい。MP値上限は一概には言えないが、
サイコミュ兵器等を使うなら高い方が概ねいいだろう。
リーダーの位置のパイロットの場合、上記に加えて指揮値(グループレベルに少し影響)と
魅力値(メンバーの獲得経験値に影響)の高さも要求される。
具体的には、メンバーがリーダーの指揮範囲(白いマス)内にいた場合の獲得経験値は、
リーダーの魅力値の高さで若干変動する。魅力値が高いほど獲得経験値が増え、逆に
魅力値が4以下のパイロットをリーダーにした場合、獲得経験値が通常より減少してしまう。
パイロットに配置した際の階級ボーナスとしては、射撃値と格闘値と回避値が各々通常より
1ずつ向上する(リーダーでも階級ボーナスは同じ)。
パイロット候補についてだが、本作で各プレイヤーがパイロットで起用するキャラは多数
出てくるはず。艦長等他のポジションが原則「1グループあたり1名ずつ」で足りるのに対し、
パイロットは「1グループあたり12名」とか配置したりするので、そもそも必要人数に大きな
差がある。
故に「最終的に使用する1軍パイロット」だけでも20名以上とかになるだろうが、そんなに
大人数を今考察する気力がないので、取り敢えずは「最強格」のトップ数人を「オススメ」
として挙げてみる。
■マーク・ギルダー:CV井上真樹夫
射31、格31、避25、NTL7、指11、魅13、通6、操7、整6:EXP480、MP430、冷静
「Gジェネを代表するエースパイロット」というようなテーマで真っ先に名前が挙がるのがこの
マーク・ギルダーだろう。その立ち位置は、初代Gジェネからずっと変わらない不動のエース。
勿論シリーズ皆勤。
初期値は凡庸だが伸びが凄まじく、Fでも最終的にはシスと双璧を成す「最強パイロット」。
階級ボーナスをパイロットに全投入すると最終的に「射39、格39、避33、NTL7」という強者に。
これは原作キャラを含めても「最強格」であり、原作キャラ中で群を抜く最強格の「CCAシャア
&CCAアムロ」とも命中や回避等の性能はほぼ互角の水準と言える。それはつまり、
大半の作品のトップエース級(ゼクスやガトー)が裸足で逃げ出すくらいの高水準ということ。
マークの凄さはそれだけではない。MP値上限が430と高く、これはオリキャラ中最高。NTLも
7あるのでサイコミュ兵器を使わせても十分に強い。しかも指揮値が素で11まで上がるので
艦長やリーダーにも向き、魅力が13もあるのでゲストでも十分通用する。
更には各ブリッジクルー能力も実は低くなく、ドライバーとしても一流になれるという、天が
二物も三物も与えた万能の超ハイスペ男。最終パラメータ的には欠点らしい欠点は
ほぼない。強いて言えば必要経験値の多さが欠点か。
そんな完璧超人?のマークだが、見た目や台詞(テキスト)が如何にも「キザな美形エリート」
なのに、よく聞くとボイスが妙にしわがれ声でジジくさい、という謎の欠点も持つ(Fでは)。そんなギャップもまたマークの魅力(ギャップ萌え?)、という説があるようなないような(ねーよ)。
前述の通りマークは何をやらせても強いのだが、Gジェネ世界全体でも最強格の戦闘能力を
無駄にしない為には、パイロット(特にリーダー)か艦長への配置がセオリーとなるだろう。
FIF環境では「最強」の名は返上するが、エース格な点は変わらない。NTLだけで見ると
「もっと上」のキャラが何人か出てくるが、NTL7は十分高い部類だし、MP値や魅力値など
「FIFでカスタマイズできない」パラメータが軒並み優秀なのもあり、FIF環境でも十分に
一軍で通用するキャラ。
■シス・ミットヴィル:CV長沢美樹
射24、格23、避20、NTL(9)、指7、魅11、通6、操7、整7:EXP420、MP390、普通
Fで新規参戦したキャラ。モーリン・キタムラやパーラ・シスと同じCVなのだが、言われないと
気づかないレベルで三者の声のイメージは全然違うような。声優さんって凄い…
オールドタイプであり強化前の能力は「そこそこ強い」程度にも見えるが、
強化人間化でNTLが9まで伸びる。階級ボーナスをパイロットに全投入すると最終的に
「射32、格31、避28、NTL9」となり、マークと双璧を成す「F最強パイロット」に迄成長する。
マークほどではないがMPも高めで、サイコミュ兵器を最も強力に使いこなせるオリキャラ
No.1はおそらくシスだろう。
「お子様なのに超強いパイロット」という点ではウッソやプルなどに近いが、最終的な
戦闘能力は彼らの数段上を行く。
強化人間を匂わせる台詞も多く、スパロボだとラスボスとか悲劇のヒロインとかになりそうな
立ち位置だが、シスは闇堕ちとかとは無縁で、無口だが素直な性格。
更に実はブリッジクルー適性も高めで、ドライバーやメカニックでも一流になれる。特に
ドライバーとしては最高の資質を持つが、この最強格の戦闘能力をブリッジクルーで
埋もらせるのは勿体ない。マークと異なり指揮値はあまり高くないので、シスはパイロットで
活用してこそ本領発揮できる。
FIF環境でも「最強」を維持。MPの高さから「サイコミュ兵器を最も強力に使いこなせる
オリキャラNo.1」という点も維持。文句なしに強い。
■エリス・クロード:CV渡辺久美子
射27、格27、避36、NTL6、指10、魅15、通8、操4、整4:EXP480、MP430、冷静
「Gジェネを代表する女性エースパイロット」と言えばこのエリス・クロード。
クレア、レイチェルと並び早くから「Gジェネ三人娘」などと呼ばれ、最終的なパラメータも高く
CVもカットインも当然あって、人気も実力も高い看板娘的な厚遇を受け続けているキャラ。
その立ち位置は初代Gジェネからずっと変わらないものの、エリスのピークはZERO時代とも
言われ、Fで最終的なNTLが3も下がって6になってしまった。しかしFでもパラメータの伸びが
凄まじく、階級ボーナスをパイロットに全投入すると最終的に「射35、格35、避44、NTL6」と
なる。特に回避性能についてはNTL込みの実質回避性能でもマークやシスより上になり、
オグマと並び「回避の神様」と言っていいくらい。この回避性能は非常に頼もしい。
MP上限もマークと互角の430。
更に指揮値は素で10まで上がる(女性オリキャラの中では高い方)上、魅力値はなんと15。
最強格パイロットなのにゲストとしても最高のパラメータということ。
「剣道の全国大会で優勝した凄腕女性剣士は、アイドル並みの美貌を持つ超美人だった」
みたいなやり過ぎ感が半端ない。更に通信能力も高くオペレータでも通用する。
天が二物も三物も与えた超ハイスペ女。露骨に贔屓されてる感ダダ漏れ。
FIF環境では相対的な評価はやや下がる。ただし魅力値15はFIF環境でも貴重な存在なので、
ゲストとしてはやっぱり最高性能。
■オグマ・フレイブ:CV梁田清之
射34、格34、避45、NTL(3)、指12、魅11、通3、操5、整5:EXP470、MP430、強気
ガルンと同様、F(とFIF)のみ参戦のキャラだがCVはついている。
ゲームで「オグマ」と言えば「ファイアーエムブレム」の某最強傭兵隊長を連想する人も多い
だろうが(実際、「オグマ」で検索すると大半がそっち)、GジェネFのオグマも超強力な傭兵?
(っぽい戦士)である。
髪色は違うが「隻眼の凄腕戦士」チックな雰囲気がヴィッシュ・ドナヒューにわりと似ていると
思う。CVが同じザビーネも隻眼キャラ。
総合力ではマークとシスの「ツートップ」には多少劣るものの、「オールドタイプ最強」の印象が最も強いのはこのオグマだろう。パラメータの伸びが凄まじく、階級ボーナスをパイロットに
全投入すると最終的に「射42、格42、避53、NTL3」となる。
射撃、格闘、回避については原作キャラでも大抵の作品のエース級が20台前半、トップエースでも30前後、という平均水準の本作において、「回避値53」というのは目を疑うほどの
「異次元の高水準」である。射撃と格闘も十二分に高い。
オグマは「強化人間化してもNTLは3までしか上がらない」という欠点があるものの、それを
差し引いても尚十分トップクラスの戦闘能力を有しており、特に回避性能についてはNTL込み
の実質回避性能でもマークやシスより上になり、エリスと並び「回避の神様」と言っていい
くらい。更に指揮値は素で12まで上がる(マークより上)。MP上限もマークと互角の430。
全体でも屈指の超強力なエースパイロットである。似たようなタイプのエースである
ユリウスと比べても格闘や回避はオグマの方が上。
ただしNTLは低いので、サイコミュ兵器の扱いはやや苦手。適切な機体なら大暴れできる
性能を持つ。ブリッジクルーの適正は皆無なので、やはりパイロットか艦長で育てるのが
鉄板。個人的には陸戦型MSとか実弾射撃武器が似合う印象。艦長としても優秀。
FIF環境では一転、かなり影が薄くなる。NTL3では色々と厳しく、残念ながら徹底カスタマイズ
後の最終形ではベンチウォーマー濃厚かも。この点はユリウスも同じ。
機会があればいずれ他のキャラ(優秀パイロット等)を考察することがあるかも。