今回のブログは、
電装ポテンシャルUPメニュー の2つ目
“高性能バッテリーへの換装”
をご案内いたします。
高性能バッテリー として、
当店でご案内していますのは、
① PANASONIC CAOS バッテリー
② OPTIMA イエローバッテリー
になります。
①のパナソニック カオス は、
スバルディーラーさんでも、
ブルーバッテリーという名称で販売しているなど、
所謂液式鉛バッテリーの中でも
非常に優秀なスペックを発揮するものです。
価格も国産車向け高性能バッテリーとして
比較的安価であり、
全国的に販売実績も多いです。
PANASONIC CAOS バッテリー
https://panasonic.jp/car/battery/caos/
②のオプティマ バッテリー は、
アメリカのゲイトコーポレーションによって
開発されたスパイラル・セル
（他のメーカー同様のバッテリーと比較して
約2倍の電極表面積を確保することにより、
大電流放電特性（高率放電時）
と寿命特性面で優れた技術）を備えた、
高性能AGMバッテリーです。
※AGMバッテリー・・・・現在の主なドライバッテリーです。
過去のドライバッテリーには
充電効率が悪いものもあり、
車両から外して充電した際にトラブルも
多く発生致しました。
オプティマ バッテリーは充電/放電ともに
効率が高く、車両に最適な容量を選択すれば、
充電しなければならないようなケース
は殆どなくなりました。
しかし、充電には専用の充電器が必要ですので、
放電気味になってしまった場合は
ご購入のショップさんにご相談されると
良いでしょう。
なお、このバッテリーは寿命も長いのも特徴です。
通常の 液入りバッテリー は
3年程度で寿命を迎える
ことが多いのですが、
使用状況によってですが、
5年以上使用できることもあります。
また、低温時の性能劣化も低く、
寒冷地に赴くことが多い方や、
お住まいの方にはオススメです。
オプティマ バッテリーには、
レッドトップ と イエロートップ の 2種
がありますが、
当店ではイエロートップをご提案しております。
このバッテリーはディープサイクルバッテリーと言われるもので、
繰り返しの充電・放電に強く、蓄電された電気を極限近くまで
使い切ることを前提に設計されたバッテリーです。
内部抵抗が可能な限り最低限に抑えられているので、
従来のバッテリーよりも
エネルギーがより速く放出され、かつ再充電されます。
よって、大きなエネルギーが必要な車（チューニングカー）や、
使用時に十分な再充電ができない車輌
（近距離通勤または運転頻度が少ない車）
には理想的であり、これはスバルユーザーの多くのお車の
電気使用状況に当てはまるケースではないでしょうか。
カーバッテリーは基本スターターバッテリー
（始動時性能を重視したバッテリー）
なのですが、近年、電気使用量が増えた車両には
ディープサイクルバッテリータイプの
方が理想的になってきております。
（ちなみにレッドトップはスターターバッテリーです。）
欧州車では既に標準で装備されている例も多く、
高性能AGMバッテリーと言えば、
ディープサイクルバッテリーであることが多くなりました。
OPTIMA BATTERIES
https://www.optimabatteries.com/en-us/product-finder
さて、以上の2つがオススメバッテリーなのですが、
さらにハイスペックなバッテリーもございます。
少々使用には注意をせねばなりませんが、
実は当店で最もご購入いただいているバッテリー
それは・・・・リチウム バッテリー です。
次回はこのリチウム バッテリー （ ALIANT ULTRALIGHT BATTERY ）
の美点、弱点を挙げながら、ご紹介したいと思います。