毎月一週間は入院しているのですが、
一年を通すと三か月近くは病院にいる事になります。
そこで、毎月の同居人と云うか、同室の患者さん自体が重要です
誰しも、気を遣わなければならない人とは
集中して治療する七日間を一緒に過ごしたくないですよね
病院内で知り合った人の場合、
60代以上の女性との話題は病気と家族の話がほとんどで
個人情報など、「個人情報何それ美味しいの?」の世界です。
(完全に私の偏見です)
その一個人の情報をそのまた仲良しの患者さん達にばらまいたりして
私の知らない患者さんが私の個人情報を知っていたりと、
なかなか気の抜けない状況がところどころありました。
酷い例を挙げると、住所を聞き出しておいて、
盆暮の付け届けを送りあう事を強制するグループもあります。
それは、同じ膠原病の患者同士慰めあう為の慣例だと言い切っています。
生存確認なのでしょうか?
私は全く声を掛けられませんでしたが
情報を聞き出すのがずば抜けて上手い患者さんがいて、
その人の事を ” Y県のCIA ” と呼んでいます
同室になった一年前、何かと個人情報を引き出そうとされました。
家族構成やら、夫の職業、職場、住所、年齢、病名、その他イロイロ
真面目にお教えする義理は無かったので、結構デタラメで返したり
質問返しで防御したりしていました
(その後言いふらされていたのは答えていたデタラメばかりw)
すると、病み友について色々聞いてくるではありませんか!
彼女は結婚してるの?どこに住んでるの?仕事は何かしら?とか
本人に直接聞いても、簡単に教えるはずありません。
周りから攻めようとするやり方に、心底呆れましたので、
どれ一つをとっても「知らないんですよ、ウフッ」の一点張りでした。
天然とも思われるような姿勢に何かを感じ取ったのか
その後は放置されるようになりました。
この”Y県のCIA”に関わった七日間は面倒くさ辛かったのですが、
心地よい人、気が合う人に当たった場合は、
病室がご褒美部屋に格上げです♪
毎回、入院当日の病室へ案内される時、
ガチャガチャを回しているかのような気になります
せっかくの貴重な七日間なのだから
気分良く過ごしたいものですよね