今日の表題は、この頃ネット上で話題になっている
”風呂キャンセル界隈” にも通じるかもしれません
思い出したので書いてみますが、はっきり言うと、便乗です
昨年初夏頃の入院時の事でした。
入院の都度、そして日替わりでも担当の看護師さんが変わるのですが
表題の言葉を発した看護師さんは一年目の新人さんなのに
貫禄と余裕のある言動で、自己紹介されるまでは中途さんだと思っていました。
コミュニケーションをとる為に、分かり切った質問をしてくるのかな?と。
初対面時には「今飲んでいるお薬は何ですか?」と問いかけがあり、
”はい?あなたが押しているワゴンに載せているPCはただの箱ですか?‟
”えーと、確かそれには患者のデータが全て入っていますよね?”
”他の看護師さんはデータを確認してから、飲み終わった薬の確認をしますよね?”
と、色々な疑問が脳内を駆け巡り、
まるで???がマイムマイムを踊っているような
なんと答えてヨイものか躊躇していたら、
「覚えていないのだったら、次は教えてくださいねー♪」
と、軽口を叩きながら飲み終わった薬の殻が入っている紙カップを確認しているし
もしや、認知度合いの確認?
その後には検温や血圧測定、血中酸素濃度を終えて帰って行きました。
他にもいろいろとやらかしてくれて、その中に、表題の言葉の件がありました。
その日も病室にワゴンを押しながら入って来るなり
「からすねこさん、何故毎日お風呂に入らないんですかー?」と。
私はココにリゾートしに来ているワケじゃありません
彼女にその質問の真意を訊ねたかったのですが、角度を変えてみました。
「あなたは私の病気を知ってるのかな?」と。
それに対して、
「いいえ♪」と……
どうやらワゴンに載せているのはただの箱らしいと気付いたので、
私の病気について説明をさせてもらいました。
・私の病気は皮膚筋炎と云う難病
・皮膚症状だけではなく、筋肉が衰えていく症状がある
・衣類の着脱に時間が掛かり、困難
・シャワーヘッドが鉄アレイのようにも感じられる
・シャンプーするにも上げた手が疲れて時間が掛かる
・体を洗う時にバランスを崩しやすく転びやすい
・シャワーだけでも動悸が起きやすい
・シャワー後の体調は疲労困憊で最悪
・毎日シャワーをするのは今の私には厳しい
・一日おきのシャワーが限界
・自分がクサイと感じたらホットタオルを用意してもらっている
・その他イロイロ
と。
病気の説明をする私の表情は怒りで鬼気迫っていたかもしれない
一通り聞いていた一年生看護師さんは、言葉少なく帰って行きました。
彼女はトレンドの先取りをしていたのだな、と、思う事にしました