テーマの難病とは異なるかもしれませんが、
難病による闘病の一環として書いてみます。
若かった頃、20~40代のあたりですが、
血圧はいつも低くて、最高血圧は85最低血圧は50ほどでした。
年齢を重ねる内に少しずつ高くなり、
現在は最高血圧は120前後、最低血圧は70前後です。
プレッシャーなどに弱く、緊張すると爆上がりしてしまい
瞬間、最高180越えをしてしまったり
或いは、クリニックを受診して自動血圧計を使うと
相性が悪いのか毎回160ほどの数字を見る事になります。
入院中に看護師さんに聴診法で測ってもらうと
最高血圧110、最低血圧80ほどで落ち着いています。
そんな中、豆腐メンタルの私が血圧の不安定さを決定的にしたエピソードが
それは半年ほど前、二人部屋に入院中に担当看護師さんが午後の検温に来てくれて
体調についてや世間話をついつい10分ほどしていた時です。
隣のベッドの患者さんがツカツカと足音立てて私のベッドのほうにやって来て
「ちょっとあんた何こんなところで油売ってんのよ!さっさと仕事に戻りなさいよ!
他の看護師は仕事してるのに、なんなのあんたはーー!」
と、看護師さんに怒鳴りつけます。
真っ赤な顔で肩を震わせて両手を握りしめ、怒りMAXの仁王立ちです。
一通り看護師さんを怒鳴りつけたら、私のほうを睨みつけて何か言おうとします。
看護師さんも私も懸命に「ごめんなさい、すみませんでした。」と
何度も繰り返していると、気が済んだのかご自身のベッドに戻って行きました。
私が人恋しさに看護師さんを引き留めていたのだと思います。
看護師さんには気の毒な事をしました
お隣の患者さんに迷惑を掛けてしまったのですから
叱られても仕方ありません。
でも、大人になってあんなに怒鳴りつけられるのは余り無い経験ですから
その後退院までの数日間、隣のベッドの患者さんを刺激しないように
息をひそめて過ごしていました。
そして二か月後の入院で、またその方と同室に
前回の入院での怒鳴りつけの記憶はまだまだ鮮明に残っていて
七日間の入院生活は、息をひそめて過ごす事になりました
続きます。