元旦の病棟、普通食にはお餅が出たらしいと小耳に挟んだけれど
嚥下機能低下中の私には介護食(トロミ付き)しか出ないから、
当然お餅入りのお雑煮など出やしません
咀嚼は疲れるし、嚥下は困難だし、海老しんじょ風のかまぼこが小鉢に……。
気分はお餅だったのでしょう
箸は寿印の箸入れに入っていまして、形だけでもお正月です
三が日が過ぎ患者さんも医療スタッフも戻ってきまして、また日常です。
スタッフの方達に年始の挨拶もそこそこに早速血液検査でCKの値を調べました。
仕切り直しのステロイドパルスを行った翌週、2000台から約1700に。
その翌週には700台に!
そして新年一回目の数値は、135に下がっていました!!
女性のCK値の標準内に収まっていたのです♪
結果を知らされ数値が下がった事に浮かれていましたら、
やっちまいました……。
数値が標準内に戻ったんだ = 発症前の自分 だなんて間違った思い込み
足がテクテクと前に出るような気がして、更に下膳の際に食器を乗せたトレイが
軽いような気がして、気持ちだけが先に出てしまい、
そう、見事に足がもつれてスッコロンでしまいました
食器には汁物と五分粥が残っていて、頭から被ってしまいましてドロドロ
ガチャンと大きな音がしたのでしょう、ステーションからスタッフの皆さんが
大丈夫ですか!と、寄って来てくれ、看護師さんのリーダーが
「頭はぶつけなかった?私が誰か分かる?」と聞くので、
思わず「ナガサワマサミ?」と口に出そうとしたふざけた患者です、私は
一月第二週にはプレドニン40㎎から35㎎に減量となりました。
CK値が下がったにしても、失った筋力は直ぐには戻りません。
翌週には二桁台となり2023年初夏までの半年間、CK値は二桁台継続でした。
続きます。