さて、ステロイドパルスが一時間ほどであっけなくも終了して
それまでステロイドを待ち侘びていた私としては物足りなさもありながら
自分がどんな状態になるのかワクワクドキドキ
ステロイド素人は、これで発症前の自分に一気に近づくんだ!
なんて希望の光が見えたような気になっていました。
就寝前の血糖値200オーバーには驚きましたが、凄いチカラがステロイドにはある!
と、確信もしました
パルスをしたその日の夜、興奮していたのも手伝って? ”眠れない…” の状態。
寝返りを打つのも筋力低下でなかなか難しかったので、暗闇の中じっとして動かずに
ずーーっと天井を見ていましたが、気持ちはルンルンと前向きでした
眠れぬままに朝を迎え、朝食前の血糖値測定は90台でセーフ♪
眠れぬ夜を過ごす中で考えていたのは、自分の明るい未来と
ステロイドによる血糖値上昇を如何に抑えるか、でした。
血糖値を上げないようにするには、、、糖質を摂らなければヨイんだ!
と、至って常識的な事なのに、閃いた自分は賢い!と自己満足
(今となっては気恥ずかしい)
もしかしてこの高揚感は副作用の一つ、多幸感?
この時までは、ステロイドの副作用についてよく分かっていませんでした。
ステロイドの副作用についての説明を受けたのは、パルス2日目です。
トイレに向かう時、いえ、向かっている時に足が少し軽くなっているのに気付き
ゥォーー!と、小声で喜ぶ私でした。
続きます。