一ヶ月の自宅療養が終わり、やっと入院してステロイドの治療が始まります。
2022年8月終わりに初めて入院して、ステロイド開始は同年11月中旬。
その間に皮膚も筋肉も全開の症状
ここまで、自分の血液検査の数値など全く知らなかったのですが、
教授回診の際(そう、大名行列のアレです)、
教授が「CKは今どれくらい?」と、主治医に訊ねると
「5020です。」と。
私はそれを聞いても意味が分からなかったので、聞き流し。
この時にはIvigの3回目が終わって頭の中は ステロイド! と、そればかり
全身に症状が現れて、うなずくにも振り向くにもスローモーションのような動き。
ベッドの上にいても、横になると起き上がるのに時間と労力を要するので
ただ座り込んで虚ろな目で前を見ているだけでした。
見ても聞いても、ふ~ん、と流すしか出来ません。
で、教授が、体重はどれくらい?とお供の医師団に訊ねると、主治医は口ごもる。
体重の数字を口にするのは憚られるくらい重かったから
すると、主治医チームの二番手の医師(CT針生検時に怒った人……)が
〇〇.〇!と、大声で言っちゃうし
医師団からは 「おぉーーーーーっ!!」と声が上がるし
まぁね、治療の為にはその数字が必要なんでしょうけどね、
逆ドクハラかっ
プッと笑った教授は、
「パルスね、その後30㎎」
と、仰る。
それを聞いた主治医は
「30㎎でいいんですか?40㎎じゃなくていいんですか?」
と慌てる。
教授は、
「いいよ、それで♫」と。
その会話の意味も良く分からなかったけれど、ステロイドの事に違いない!
と、喜んだのを覚えています。
教授回診の医師団が去って10分後、看護師さんが新たな点滴を用意してくれました。
「これからステロイドパルスをします。その前に血糖値測定をしますね。」と。
まな板の上の鯉ですから、もう何でもどうにでもして下さいの心境
血糖値は問題の無い数値でした。
で、ステロイドパルス開始です
続きます。