異変を感じたのは、検査(手術)とIvigが終わって退院する前日。

翌日の退院に備えて、荷物をまとめようとした時。

先ず、スーツケースを持ち上げようとすると、

重い……滝汗

小物を移動させようとすると、

腕が思ったように動かない……チーン

 

気のせいかな?

運動不足かな?

入院生活を続けていると、こんな事もあるかもしれないなぁ……とニヤニヤ

 

次の日帰宅して荷ほどきしようとすると、「俺がやるから、座ってて」と、夫。

そう、優しいんです、とっても照れ

予定を合わせてずっと付き添ってくれたり、支えてくれていますウインク

 

その言葉に甘えてダイニングでずっと座っていました。

上げ膳据え膳、幸せな時間を過ごしていました。

 

が、入浴タイムの事でした。

病院ではずっとシャワーしか使えなかったので、久しぶりに浴槽に入ろうとすると

 

足が上がらない!

浴槽を跨げない!

浴槽の淵を掴もうとするけれど、力が入らない!

 

浴槽が底なしプールにも思えました。

入ったら最後、絶対に出る事は不可能、と。

 

筋力低下を実感しました。

皮膚筋炎の筋肉症状が追いかけてきたのです。

 

日毎に筋力低下は様々な箇所に登場。

 

服の着脱がなかなか出来なくなる。

軽い物のはずなのに、重くて持ち上がらない。

物を食べようとしても、咀嚼がし辛い。

飲み込みが困難になってくる。

呂律が回らなくなる。

うがいをしようとすると、鼻から水が出る。

動き出すのに、何かに摑まらないと立てない。

ベッドから身体を起こすのが困難。

歩こうとすると足がもつれる。

しゃがむと立てない。

手すりに摑まらないと階段が上がれない。

とか、色々えーん

 

自宅療養中の宿題としての受診は病院近くまで車で連れてきてもらっていました。

車から降りる際には太ももを両手で支えて足を道路に降ろし

足元の段差にも気を付けないと、直ぐによろけて転倒しやすい。

 

病院内で診察台に上がるのも降りるのもひと苦労。

状態を説明するのに、言葉がはっきりしない。

 

など、何をするにも発症前の自分の状態とかけ離れてしまった現実に

一日も早く入院して、ステロイドでの治療を望まずにはいられませんでした。

 

そんな一ヶ月を過ごして、ようやく再入院となりました。

 

続きます。