突然膝を手術することになって3週間入院した私。その後、膝の曲げ伸ばしに関するサプリの宣伝が、すごく多いことに気づいた。

 

サプリは強引に作られた市場だと思っている私は、今まで無視していたが。よくよく見ると非常に興味深い内容である。サプリを飲めばどんどん歩けるという。

 

父親が大学病院にいたせいか、私はすぐ医者に行く。父親はいつも「病院に行け。売薬が効けば医者はいらない」と言っていた。

 

引っ越し前、梅酒を漬けていて腰を痛めた私は整形外科に行った。その時、医者は「どうして我々に相談せずにサプリに頼るのか、調査が必要だ」と言っていた。医者は信用されていないのか、料金が高いとみなされているのか。

 

実際おかしな医者もいるし、よけいな検査をされることもある。また、加齢による不調は医者にかかっても治らないことが多い。だからサプリに望みをかけることになるのかな。

 

高齢者向け情報誌と化している総合週刊誌は毎週のように、終活と相続と医者の見分け方を特集している。

 

父親は、イギリスのようなファミリードクター制の必要性を訴えていた。日本はそもそも医者の数が少ない。コロナ渦で注目された「かかりつけ医」の重要性も、もはや忘れ去られようとしている。