ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

 RCEPが発効した。しかし自由貿易協定を結べば結ぶほど、日本経済は衰退していく。国際競争力がないからだ。グローバル化は時代の流れだが、過度な依存は国を滅ぼす。

 

 例えば、価格競争で負けないようにするには、賃金を下げなくてはならない。日本は30年間これを続けて没落してきた。日本は輸出に幻想を抱かずに、内需中心でいくべきである。人口が減って市場が縮小していると言われるが、それは高度成長期の大量生産大量消費的発想だ。

 

 観光だって結局、日本にお金を落とすのは日本人である。温泉も、早くから団体旅行から個人旅行へという流れをつかんだ旅館がは成功している。国内消費こそ日本の生命線だ。外国人観光客向けに、ぼったくり価格で売っていた大阪の食堂などは、日本人に見放され、あとは衰退するだけである。

 

 政府は自由化で海外から安い農産物を入れ、国内農家は付加価値をつけて高級路線で行けと言い続け、国産品は日本人が気軽に買えないものになった。安い服ばかりになって、縫製技術も失われた。

 

 デフレはグローバル化が支えている。グローバル化依存をやめない限りデフレ文化が続く。マスコミ、遠くにテレビの激安情報も本当に腹が立つ。

 

 だが、いくら抗議してもやめない。定番コーナーになっている。テレビをよく見る層に需要があるのだろうか。需要と供給の悪しきスパイラルである。