何かと派手な佳子さんと違って、地味な分、堅実なしっかり者だと思われていた眞子さんの結婚が、大騒動になって久しい。
中学の卒業文集に、将来の志望は日本画の修復と書いていた眞子さんが、まさか元海の王子で、何をしたいのか分からない謎の男を選ぶとは。
皇族だろうが何だろうが、誰と結婚しようが自由だ。それを前提にした上でなお、首をかしげざるを得ない相手である。一般の家庭でも親は反対するだろう。
何しろ、関係各所から経済的支援を受けながら留学中の、まだ仕事も決まらない身なのである。一般国民でも普通、そういう状態で結婚の申し込みはしない。
眞子さんは、ちょっと見当たらないほど変わった男性を選んでしまったわけで、それに多くの人が驚いているのだ。しかし、それはインターナショナルスクールだの国際キリスト教大学だの、留学だのという華やかな経歴に惑わされているせいである。
小室さんについて語られている多くの言説の中で、最も合点がいったのは、谷口真由美というコンサルタントが書いた文章の中にあった、次の言葉である。「小室さんは湘南のマイルドヤンキー。ああいう行動も不思議ではない」。
彼女の実家がある湘南周辺では、一方の家が貧乏で、相手方に経済的に依存することは、珍しくないという。中には、相手の家に家族ごと入り込んでしまうこともあるそうだ。そうなのか。
一方、私が思うに、眞子さんはだめんずウォーカーである。ダメな男を支えようとするのである。何不自由なく育った深窓のお嬢様が、初めて外に出て出会った二番目の男だ。最初に付き合ったのも、しょうもない男だったらしい。
眞子さんがあそこまで入れあげているのは、小室さんの中にある「影」に反応しているのではないかというのが、私の勝手な憶測である。父親と祖父を自死で亡くし、一人親家庭で必死に生きてきたという物語を、小室さんは背負っている。
その中でも向上心?を失わず、夢を追い続ける小室さん。苦労知らずのお嬢様が思い詰める要素、満載である。だから周囲が反対すればするほど、ますます小室さん「命」になってしまうのだ。
小室さんに、今後の生活へ向けての展望があるのかどうか、大いに疑問だ。ニューク州の弁護士資格が取れたと足ても、それで生計を立てるのは容易ではない上に、その資格は他では通用しない。
弁護士資格を持って他の仕事をしている人間が、山ほどいるのだ。眞子さんを呼んでニューヨークで暮らすとしても、ろくな仕事はないだろう。それなら日本でまた弁護士を目指すのか。結局、元の弁護士事務所事務員に戻ることになる。
一時金がなくなれば、下手すると眞子さんがパートに出なければならないかも知れない。しかし、それも難しい。となると、皇室とのつながりを利用して、何らかの仕事を見つけるのだろうか。いやもう、我々がこういう心配をしても仕方がない。

