こんにちは!発達障害天職アドバイザーのカネさんです。
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かの有名な「ナポレオン」曰く、
「やる気のない有能な者
は司令官にせよ」
「やる気のある有能な者は
前線での指揮官にせよ」
「やる気のない無能な者は
前線での兵士にせよ」
そして「やる気のある無能な者は」
「今すぐその場で○せ!」
と伝えたと言われています。
さすが後世に名を残す人だけあって
何ともぶっとんだ思想を持ってますが、
なまじやる気があって、
自他共に認める無能人間のボクは
あの時代に生きてたら
音速で○されてたことでしょう(笑)。
その証拠にボクは
これまで社会で働いてきて、
40回以上の転職、
(うち20回は解雇)
人命に関わる大きな失敗や
会社一つ丸々潰してしまいかねない
大きなトラブルなど、
さらに細かいミスなども挙げれば
100、200では利きません。
無能なのに下手にやる気があるため
アレコレ動き周った分、
他の人や企業・業績に
多大な迷惑をかけてしまったことを考えると、
ナポレオンの言葉にも納得がいき、
「やっぱ偉人として後世に名を残す人の
言う言葉って当たるもんなんだなぁ・・・」
と、しみじみ感じてしまいました。
そんなわけで、ボクは周りから、
「邪魔だから何もしないで!」
「お前は存在そのものが迷惑!
さっさと私の目の前から消えて!」
など、更にはある企業を辞める時、
「君がこの会社からいなくなったこと、
それが君がもたらした我が社への最大の利益である」
なんて言われたこともありました。
そんなわけで、
「ああ、ボクは存在そのものが
邪魔で迷惑な存在なんだ・・・。」
と、思いこんでいましたし、
そんな
「存在そのものが邪魔で迷惑」
と言われ続けた人が
「自己肯定感を上げることが大事!」
なんて言われたところで
上がるわけないじゃないですか?。
ですが、そんなボクが
自己肯定感を上げるコツを掴めた
キッカケとなったのが、
実はある会社で一度だけ
”メチャクチャ”褒められたある経験から。
その会社でもあまりに
仕事が出来なさ過ぎて、
解雇のカウントダウンを
待つばかりとなったある日、
ボクは人事異動で広報部に回されました。
その部署では社員向けに「社内報」を
毎週発行していたのですが、
いわゆる社員用のメルマガ
見たいなものですね。
この社内報を作るのがまた面倒で、
しかも大してみんな見るわけでもないので、
社内報作りは
社員が嫌がる仕事の1つでした。
発行ペースは厳密には決まっておらず、
基本的に担当を任された社員次第で、
全く発行しない人は
月に1度発行するかしないかのペースで、
頻繁に発行する人でも
2週間に1本程度。
そんな社内報をボクは
「2日に1本のペースで
発行していたのです。」
そんなある日、社長と
社内で一番の美人と噂の
お付きの秘書の方から
「どんなに頻度が高い人でも
2週間に1本程度なのに
2日に1本のペースで発行するなんて
本当に凄いね!。」
「良くこんなに毎回文章を書けるし、
書くネタを思い浮かぶね、本当に凄いよ!。」
(※面白いとは言っていない(笑))
と言う言葉を掛けてもらいました。
もちろん、全く仕事を与えられないので
それしかやることがなかったからとも言えますが、
それでもボクは初めて社会で
褒められたこともあって、
とても自分に自信を持てたし、
凄く嬉しかったことを覚えています。
それに「凄い」と言われても、
ボク自身文章を書くことを
スゴイと思ったことはないですし、
発行頻度を上げることに対しても
大変と思ったことはありません。
むしろ、
「思ったことを文字に書き起こすだけなのに
何でみんな大変な思いをしてるんだろう?。」
と、皆が大変な思いをする理由が
分からなかったぐらいです。
なので、きっとボクは、
計画性・計算能力、
物事を注意深く観察して
計画性を持って動く
と言うことは出来ない代わりに
「創作性」
実際ボクは起業してから
ほぼ毎日メルマガを発行してますし、
SNSにブログと
毎日文章を書き続けています。
でもそれを苦と感じたことはありません。
きっとこれがボクの
「得意」
であり、これを伸ばし、
これにエネルギーを全集中させたことで
今の生活が成り立ってると思います。
人って、出来ない部分や
欠けてダメな部分にフォーカスしがちですが、
実はこのダメな部分を
ひっくり返してみることで
「あ、自分ってこういうことが
得意だったんだ、
だから○○の部分が
欠けていたんだな。」
と、客観的に自分の
内面を見れるようになります。
そして客観的に
自分の内面を見れるようになると、
「自分は○○は出来ないけど、
その代わり△△が出来る、
じゃあ、○○は出来なくて良いから
その代わり△△の部分を伸ばしていこう!。」
考えることが
出来るようになるんです。
この「○○が出来ない自分」を
受け入れて上げることが
「自己肯定感」
であり、
「○○が出来ないのはしゃーないので、
△△の部分を伸ばしてあげよう!」
と、前向きな行動に移して行くのが、
「自己肯定感を上げる」
と言う意味です。
実際ボクが他人の話を聞いてる時も、
集中して手を動かさなきゃいけない時も
ボーっと思考が飛んで
妄想にふけってしまってるのは、
きっとこの「創作性」
という大きな能力がある故の
「影」の部分であると思うんです。
その影の部分は治しようがないし、
どうにもなりません。
なのでその
「ボーっと思考が飛んで
妄想にふけってしまいミスを連発する欠点を
をまず受け入れてあげた上で」
「むしろそんな自分だからこそ
出来ることを認めて伸ばしてあげる」
そうすることで、
これから何をやるべきかが見えてきて、
それが今度は
”自信”
につながっていきます。