こんにちは!ゆるゆる発達障害トレーダーのカネさんです!
昨日の4月2日は「世界自閉症啓発デー」でした。
一応ボクもアスペルガーという自閉症の一種を持ち合わせていますので、やっぱり、世間の方々には理解を示してほしいな?って思うのが正直な気持ちです。
でもね、それでもなかなか理解が進まない部類があるんですよね?
それが、
「グレーゾーン」の存在。
能力的にも人格的にも、最も健常者に近いんですが、それゆえに
見分けがつかないし、理解されないし、見過ごされてしまう存在。
自分と世間とのズレを感じつつも、
その原因が何なのかがさっぱりわからない・・・・、
わからないから、とにかく「自分が悪いんだ‥‥」と自分を責めて、
「ただ、ただ、生き辛さを感じている」
ボクの体験から言わせていただきますと、
グレーという立場が最も生き辛さを感じる立ち位置なんですよね。
最も健常者に近い存在であり、
健常者とも、障害者とも言えない
最も”微妙な存在”で、
最も理解を得られなくて、
最も誤解を受けてしまう、
最も苦しい存在。
そもそも、自分ですら全く気がつかない。
それが「グレーゾーン」なんですね。
ボクもそうでした。
自分が「発達障害」だなんて30手前になるまで全く気がが付かなかったし、
それまでは、ただただ、「なんで自分はこうなんだろう・・・?」
って自分の出来なさ、みじめさを感じるだけでした。
生き辛さを訴えたところで、
「気にし過ぎ」
「甘えてるだけ」
「根性がないから」
って一蹴されるだけでしたからね。
ボクは自分が「発達障害であること」を認識していますし、
病院できちんとした診断をいただいています。
けどね、世の中には、
自分が発達障害であることを全く認識していないし、
そもそも、”発達障害”という存在自体知らない方もいます。
いや、むしろ、そういう方のほうが圧倒的に多いじゃないかと思うんです。
けどね、だからと言ってその方々に、今すぐ病院で診断を受けてほしいって言いたいわけじゃないんです。
そういう人たちには、
そういう人じゃないと
「出来ない生き方が絶対ある!」ってボクは思うんです。
そこでボクは
「理解されなくていい」
って思うようにしました。
「ボクのことは理解してくれなくていい」
「その代わり、ボクも周りには合わせない」
「ボクはボクのやりたいように生きて行く」
そう決意したんです。
周りから、
「変だよ」
「直したほうがいいよ」
って言われてるボクの特性だって、「立派な1個の人格」なんです。
その人格を守る自由がボクにはあるし、
どんな人にだってあるんです。
自分の人格を自分が尊重してあげないで、誰が尊重して上げれるんでしょう?
だから、ボクはこの自分の人格を尊重して生きて行くし、
”自由に生きる”ってこういうことなんじゃないかな?
ってボクは思います。