こんにちは!ゆるゆるFXトレーダーのカネさんです!
もしこの記事を読んでいるのが「発達障害を自覚している方」でしたら、
自分ってどんな人間って思っていますか?
ボクは自分のことを
「適当で、いい加減で、簡単な注意も払えないダメなヤツ」
って思ってきました。
周りから常にそう言われてきたからです。
現に今でもボクは「一つのことにしか集中出来ません」
なので
必ず自分で作ったものにはどこか抜けてるとこがありますし、
「あなたってホント抜けてるし、適当だね?」
なんてしょっちゅう言われますしね。
しかし、発達障害者ってホントに根っからの「適当人間で、全く周囲に注意を払っていない人」なんでしょうか?
みなさん恐らく信じられないと思うかもしれませんが、
発達障害者って「メチャクチャ”真面目な人たちなんです。」
実は逆なんですね。
特にADHDなんて「注意散漫」なんてよく言われるんだけど、実は、「ムチャクチャ注意しているし、ムチャクチャ集中しまくっているんです。」
普段からもう集中しすぎなくらい集中してるし、注意を払っているからこそ、
「抜けてるね」
とか
「なんでそんなに適当なの?」
「もっと注意しなさいよ!」
なんて言われると「ものすごく落ち込みます。」
だって本人は一生懸命取り組んでいるつもりですもん。
仮にもし、発達障害者が「根っからの”適当人間”」だったとしたら、
こんなに本人たちも生き辛さを抱えるわけがなくない?二次障害なんて起こりえないですもん。
適当人間だったら何言われたって「カエルの面に水」みたいなもんでしょ?
一生懸命取り組んでいるし、集中してるつもりだからこそ逆の評価を受けたら落ち込むし、傷つきます。
だってみんなだったらどう思う?
自分がふざけてるつもりもなくて、常に一生懸命取り組んで頑張ってるつもりなのに、
「あなたってホント怠けものだね?」
とか、
「あなたって本当適当で、いい加減だね」
なんて言われ続けたらどう思う?
どんな人だって頭おかしくなっちゃわない?
ボクたち当事者は常に神経を張り詰めて生きてて、まさに
「常に強い力で引っ張り続けられてて、いつ切れるかわからない”ゴム状態」
なんですよね。
だからボクは「力を抜いてゆるゆるやる」ことをいつも自分に提唱しています。
力を抜くって言われても、漠然とし過ぎてるので、
「適当人間でいい!」
「自分は適当なヤツって思われていい!」
を受け入れるようにしています。
普段から常に負荷がかかってるのに、これ以上負荷をかけたところで何も変わらないし、下手すれば自分が壊れてしまいます。これはボクも経験済みです。
もうダメなまんまでいい!
「押してダメなら”引いてみる!”」
教えてもらったことだけど、一番力を発揮出来ない状態って
「力が入ってるとき」
だって。
もうすでに力が入ってるのに、さらに力を入れるなんて無理。
逆に力を一番発揮出来るのが
「力が入っていないとき」
ないんだったら、いつでも入れることが出来るでしょ?
どんなに固いワイヤーだって常に力を入れっぱなしで引っ張ってたら伸びきってダメになっちゃうでしょ?
だから常に「緩ましておくことが大事」。
もう頑張らなくていい!
だって日常を生きること自体すでに頑張りすぎるくらい頑張ってるんだもん、これ以上頑張れないよ。