こんにちは!ゆるゆるFXトレーダーのカネさんです!
みなさん下の画像のマークを見たことありませんか?
これは「陰陽マーク」と言って、黒い部分は「陰」、白い部分は「光」を意味しており、
「光と影は常に”表裏一体”であり、お互い分離して独立してるわけじゃない」
ということらしいです。
世の中って一見独立して存在してると思ったことでも、実は必ず「裏の部分」が存在してるんですね。
例えば、
憎しみ=愛情
短所=長所
不安=期待
ぱっと見、上の言葉はそれぞれ「真逆」の意味に捉えられそうな単語ですが、実はこれらは「同義語」らしいです。
例えば、
愛がそこに存在していたからこそ、それが裏切られれば、注いだ愛の分だけ「憎しみ」は大きくなりますよね?
元々関心もない「どうでもいい存在」に当然「憎い」なんて感情は湧いてきませんしね。
不安もそう、
死刑宣告が下り、明日のOO時に執行されることが決まっていたら、もう「将来の心配」なんてする必要はないですよね?
いくら「ああ、来月の支払いどうしよう・・・・?」とか「将来の生活が心配だ」なんて思っても、明日迎えるのは来月も将来もない「確実な死」なわけですから。
「純度100%の完全な絶望の中に”不安は存在し得ません”。」
つまり、不安を抱くこと自体「わずかでも未来に希望を持っている」という確固たる証拠なわけです。
つまり、一方が存在しないと、もう一方も存在し得ないように出来てるんです。
では、短所と長所は?
よく履歴書なんかで長所と短所の項目を見ますよね?ボクも何十回と書いてきました。
でもね、その自分で書き込んだ長所と短所の欄を見直すと、面白いことに両者とも”シンクロしてる部分”が多いんです。
例えば、ボクが一度就活の際に書いた長所と短所の一部です。
長所
(行動力があり、一度気持ちに火が着くと、一生懸命になって物事に取り組む)
短所
(忘れっぽく、夢中になると周りが見えなくなり、ミスをしてしまうことが多い)
これはあくまで「一部」ですが、どうでしょう?長所と短所の部分がシンクロしてることに気が着きましたか?
行動力があり、気持ちに火が着くとわき目も振らず目標に向かって突き進むからこそ、深く考えず、思いつきで行動してしまうし、
思いつきで行動してしまうからこそ、周りが見えていないし、思いもよらないミスを犯してしまうという欠点を抱えているわけです。
しかし、行動力があり、わき目も振らず目標に突き進むという長所がなければ、周りが見えずにミスをするという欠点は存在し得ませんし、
逆に言えば、「忘れっぽく、夢中になると周りが見えなくなりミスをしてしまうことが多い」という短所を消そうとすれば「行動力や目標に向かう推進力」という長所も消えてしまうんです。
もしかしたら、
「思慮深く、冷静に行動する」
という長所があれば
「なかなか行動に移せず、チャンスをみすみす逃してしまう」
という短所が存在するかもしれませんしね?
みなさんも一度、紙かなんかにバーっと自分の長所と短所を思いつくままに書きだしてみてください、結構シンクロしてる部分があって面白いですよ?
やっぱり、長所と短所は「表裏一体」
切っても切り離せないし、どちらかを消せばもう一方も消えてなくなる、そんな一連託生な関係。
自分にはこんな癖や性格や特性があって嫌われる、煙たがられる、気味悪がられる。
だから
直さなきゃ、
矯正しなきゃ、
消さなきゃ、
って悩んでいたら、ちょっと角度を変えて見直してみよう。
別の視点から見れば、
その癖も、性格も、特性も、
「何か必要があるから存在してるんじゃない?」
何か大きなパワーを秘めていているからこそ、それと同じくらい大きな「負」の部分も存在していると思うし、
必ずそのパワーを生かせる場が存在するはず!
思い切って探してみよう!
この世に「どちらか一方だけしか持っていない人間なんていないだから!」