こんにちは!ゆるゆるFXトレーダーのカネさんです!
ボクは以前「Yahoo!知恵袋」に
「ボクは発達障害を持ち合わせており、就職しても失敗ばかり、人間関係もズタズタでとても生き辛さを感じています。何か改善する方法や、周囲に理解してもらえる方法はないでしょうか?」
と、質問したことがあります。
そして数日後に返ってきた答えが、
「自分の”アホさ加減”を周りのせいにしないでください!」
「あなたの素行が原因なんでしょ?自分でなんとかしなさいよ!」
と、あまりに辛辣な答えが返ってきて、泣いたことがあります。
今でこそ、発達障害という言葉やそれを持ち合わせた当事者がメディアに出て「発達障害とはどんなものなのか?」を公開しているため、だんだん発達障害というものが世間に認知されつつありますが、
そのときのボクは
「やっぱり発達障害者はどう逆立ちしても理解してもらえないんだな?」
って絶望感を感じていました。
その当時のボクは「障害者枠」での仕事についていましたが、見た目も受け答えも「健常者」と変わりないことから、ほぼ「健常者と同一の仕事を割り振られていました」
しかし、いくら見た目が健常者に見えても苦手な部分にぶち当たると「ミスの連発や、そこからくる”パニック”」によって大きな失敗を何度もやらかしてしまいました。
その辺りを上司や支援センターのスタッフに伝えても、
「受け答えも素行も普通なんだから、やれないはずがない、あなたの”努力不足”です」
と一蹴されていましたね。
ボクはムチャクチャ悩みました、
「どうやったら”自分という人間”を理解してもらえるんだろう?」
「ボクの伝え方が悪いのか?」
「それともホントに努力不足なのか?」
いろいろ悩んだ結果ボクは「努力不足」のほうを採用してしまったのです。
そして昼夜を特性の改善にあてた結果ボクは職場で倒れました。
もう完全に身体も心もショートしてしまったんです。
そして入院先に見舞いにきた支援センターのスタッフに言われた一言でボクは完全に吹っ切れました。
「あなたの頑張り方が間違ってるんだよ」
って。
いつも通りでいれば
「努力不足だ!」
「もっと頑張れ!」
そして倒れると
「努力が間違ってる!」
これを言われたボクは今まで一生懸命取り組んできた「特性の改善」がホントにアホらしくなってきました。
「理解してくれない人はどんなに頑張っても理解してくれないんだ?」
「だったらもう理解されようとするのはやめよう!」
そう思ったんです。
と、言うのも
こんなボクのままでもいい!と言ってくれる人も少なからずいたからなんです。
それが”両親”であり、わずかながらの友人です。
こんなボクのままでもいいと言ってくれる人もいる、だったらその人たちを大事にして生きていこう!そう思いました。
世の中って”好きな人もいれば嫌いな人もいる”
好きだって言ってくれる人というのは「自分が何者であろうと”無条件”で受け入れてくれる」けど、
嫌いな人って「自分をどう変えようと絶対受け入れないんだよね」
自分って自分にしかなれないし、他の誰にもなることは出来ないんだよね?
だったらそんな人たちに無理やり受け入れてもらう必要はないし、
それでいいんじゃないか?とボクは思います。
別の言い方をすれば、
ボクたちは
「理解されなくても生きていける」
と思うんです。
いちいち理解を求めなくても生きていける世界は必ず存在する。
どうせ「好きでいてくれる人」「嫌いになる人」なんて半々の割合でいるんだから、
「とことん自分らしく」生きていけばそれでいいんです!