こんにちは!ゆるゆる発達障害トレーダーのカネさんです!
突然ですけど、みなさん「自分の長所」って把握してますか?
ボクは、履歴書なんかに自分の長所を書き込むとき随分悩みました。
「短所」だったらいくらでも思いうかぶんですけどね。
「深く考えずに行動してしまう」
「自分勝手で集団と行動を共することが苦手」
「あなたの考えはよくわからないと言われ、他人からの賛同を得られない」
「何でも先延ばしにしてしまう」
とまぁ、まだまだ書こうと思えば書けますが、
じゃあ「長所は?」ってなったとき、
「長所・・・・?ボクになんかいいとこあったっけ・・・・?」
ってピタリと手が止まってしまうんですよね。
皆さんも似た経験ってないですか?
【短所をひっくり返して考えてみよう!】
ボクが「長所探し」に苦戦していたのは、
「長所」と「短所」を分離して考えていたからなんです。
ボクのブログで何度も書いてきましたが、
「短所の裏側にはそれと同じくらい大きな長所がある」
つまり、「長所」と「短所」は別々に独立して存在してるわけではなく、
常に表裏一体。
これを紐解いていけばおのずと長所や自分の得意が見えてくると思うんです。
例えば、
「深く考えずに行動してしまう」
「自分勝手で集団と行動を共することが苦手」
「あなたの考えはよくわからないって言われてしまう」
も、裏側を考えてみると、
「深く考えずに行動してしまう」
↓
「行動力があり、いろんな出来事にも柔軟に対処できる」
「自分勝手で集団と行動を共することが苦手」
↓
「一人で物事をこなすのが得意」
「他人から『あなたの考えはよくわからない』って言われる」
↓
「独自の解析パターンを持ち合わせている」
こうしてボクの長所
「行動力があり、いろんな出来事に柔軟に対処できる」
「一人で物事をこなすのが得意」
「独自の解析パターンを持っている」
を考慮して、「自分が出来そうなこと」を探していこうと思ったんですね。
【長所という存在を支えているのは「短所」】
「短所」って聞くと、「欠けている部分」「劣っている部分」
と「ダメな部分だから直さなきゃ」って思っちゃいますよね?
さっきも「短所があるから長所がある」って言ったように
長所という存在を支えているのは「短所」という存在だと思うんです。
短所と長所は表裏一体の他に、「光と影の関係」とも取れるんです。
光があるから影が出来るわけですし、
影がないということは、当然光も存在しない、
「ただ闇が広がってるだけ」なんですよね。
闇の中には当然光も影も存在しないんですから・・・・。
そして、光が光であるために存在してるのが「影」という存在ですし、
歴史上でも、天下人という「光」を支えてきたのも「影」という存在です。
「徳川家康」が天下を掌握できたのも、「伊賀忍者」という「影の存在」がいたからです。
ちょっと極端な例だけど、
高校生くらいの難しい年頃の娘さんがいたとします。
難しい年ごろになると、家族を嫌ったりしますよね?
「うちのお父さんはクサいし、ハゲてるし、口うるさいし、嫌い」
って思ったとします。
つまり、娘さんにとって「お父さんが短所」
でも、この娘さんの輝かしい高校ライフ、何不自由ない暮らし、楽しい思い出という「光の部分」つまり長所を支えているのは、
「短所と思っていたクサいし、ハゲてるし、口うるさいお父さんという影の存在」
つまり「自分にとって短所と思っていたお父さん」という存在がいなければ、
生活を支えていくことは出来なかったし、必然的に輝かしい高校ライフ、何不自由ない暮らし、楽しい思い出を送るのは難しくなっていくでしょう。
このことから、短所って「ダメなもの」「直さなきゃいけないもの」ではなくて、
あなたの長所が長所であるために常に「影で支えてきた存在」なんです。
ということは「短所」を否定することは、
同時に「長所」も否定してしまうことになるんです。
もっと言えばここを否定し続けても、いつまでも自分の「長所」には巡り会えませんし、
外側に求め続けても見つかりません。
全部、「自分の内側」にあると思うんです。
もし、今あなたが「自分のことが嫌い」って思っていたとします。
では、
その嫌いな部分を出来るだけ多く書き出してみてください。
そして書き出した自分の嫌いな部分の裏の意味をよーく考えてみてください。
そこにあなたの「ホントの得意、長所」が眠っているし、
その嫌いな部分こそが、あなたの光の部分を常に支えてきたということを忘れないで上げてください。