こんにちは!ゆるゆる発達障害トレーダーカネさんです

 

今日はボクが会社勤めに悩んでいたころの「過去の自分」に語り掛けたかった言葉をそのまま文章に書き出して記事にしてみました。

 

 

対象としてる相手はあくまで「過去の自分」なので、歯に衣を着せることなく、言いたいことをダイレクトに表現しているので、

 

ひょっとすると同じ「発達障害当事者」の方は見ると不愉快になるかもしれませんが、

 

 

あくまで「ボク個人の戯言」と思って見てください。

 

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何故、健常者の土俵で戦おうとする?

 

何故、健常者と同じ結果と成果を求めようとする?

 

何故、健常者であることが前提の仕組みの中に入っていこうとする?

 

自分の苦手とすることばっかりってことわかってたはずじゃん?



上手くいくわけないじゃん、今の日本は健常者たちに特化したことばかり求められる世の中だもん。

 

 

「空気が読めて」

 

「何も言わなくても察してくれて」

 

「マニュアルどおりに動いてくれて」

 

「いちいち細かく教えなくても、応用を利かせて動いてくれる」

 

 

ことを前提として仕組みが作られてるんだもん。

 

 

「そんな事言わなくったってわかってくれてるよね?」

 

 

って人ばっかり集まってる世界なんだし、

 

 

そこに「こだわり」や「個性」なんて持ち込まれたら彼らは困るんだよ。

 

 

文句を言わず、ノリが良く、マニュアルどおりに動いてくれる人がほしいだけなんだよ。

 

 

それが「健常者の世界」なんだよね。


例えばあれよ、

 

 

健常者たちがF1マシンだとして


我々当事者は

 

 

ファミリーカーやトラックなんだよ。


健常者たちのルールってのは、

 

 

このマシンの中で一番速いヤツを決めようぜ!ってことなんだよ。


だから

 

 

「直線が速いヤツ」や「コーナーをうまく曲がれるやつ」

 

 

が認められるんだよ。


健常者はコースを最速で走ることを念頭に作られたレーシングカー。


速くコースを攻めれるのも当たり前。

 

 

もしタイムが出なかったらメンテナンスやセッティングをチョイチョイっと変えるだけでいい。


言ってみれば我々は、

 

 

ファミリーカーや軽トラックでF1に参戦しようとしてるもんなんだよ。


それなのに300Kmや400Kmもスピード出すF1マシンにファミリーカーがチョイチョイとセッティングしたくらいで勝てると思う?


そもそも用途が違うんだ、我々は早く走るために作られた車じゃないんだ。


たくさん人乗せたり、

 

 

荷物積んだり、

 

 

誰でも運転出来て景色をゆったり見ながら運転できる。


F1マシンには真似できない「いいとこ」がいっぱいあるのに


健常者であるF1マシンに

 

 

「このルールではそんなメリット必要ない」

 

 

って言われて


「そんなことよりもっと最高速度を上げろ」

「もっとコーナーを速く曲がれ」



こんなタイムじゃシリーズチャンピオンになれないぞって


シリーズチャンピオンになれないなら価値がないって言われて、

 

 

ボクたちの「素晴らしいとこ」を全否定されて、


無理なのに、出来るわけないのに、

 

 

怒られるのが怖くて、見捨てられるのが嫌で

 

必死に周りに合わせようと自分を改造しようとする。


必死で改造しても後から来たF1マシンにどんどん抜かれていって

 

 

「あ~、自分は何やってもだめなんだ」って劣等感抱えて


当然でしょ、用途が違うんだから。

 

 

早く走ること以外にいいとこがあるんだから、

 

 

劣等感を感じる必要なんか全然ないんだよ。

 

 

「ふ~ん速く走れてスゴイね、まっ、ボクはこんな得意があるから関係ないね。」

 

でいいんだよ!


「早く走れなきゃ・・・」

 

 

「もっとタイムを縮めなきゃ・・・」

 

 

って何がなんでも「F1のルール」でF1マシンに勝つこと

 

に固執するから苦しいんだ。


だから、もう辞めよう。無駄な改造は。

 

 

もう早く走ることはあきらめよう。


あなたの長所がまったく役に立たない世界で生きる必要はない。

 

あなたの素晴らしいとこを必要としない人たちに気に入られる必要はない。


だから、あなたに無いものを無理やり身に付ける必要もない。


そのままのあなたで出来ること、生きていける世界が必ずある