こんにちは!ゆるゆる発達障害トレーダーのカネさんです!
ボクはこれまでいろんな「発達障害セミナー」に”当事者”として参加してきました。
実際参加されている人は当事者よりも、「当事者の親御さん」のほうが多かったわけですけど、
この人たちの悩みの多くは「自分の子供の将来」。
「うちの子は学校でパニックを起こしてしまうから通えない」
「うちの子はいい歳になっても職に就くことが出来ない」
って悩みが多かったかな?
そして、
「この子は将来”私”という支えがなくなったとき、どうなってしまうんだろう?」
「きっとどこか野垂れ死ぬかもしれない・・・。」
「”それだけはなんとしても避けたい!”そのためにも私が元気なうちに何とか周りと同じことが出来るようにさせなきゃ・・・・。」
というリアルな思いを感じました。
確かに”我が子”が周囲の大多数と違う生き方をしているってことにスゴく不安を感じる気持ちはわかりますし、
「自分の子供にはシアワセな人生を歩んでほしい」という気持ちは親として当然ですし、
もちろん本人も「そうなりたい」って思っています。
しかし、「当事者」という立場から言わせてもらうと、本人は
「学校に通えないこと」も、
「職につけない」ことも、
そんなに困っていないんですよ。
じゃあ、誰が一番困っているのかというと、
当事者ではなく、「当事者の親御さん」なんですよね。
つまり、親御さんの心の中に、
「学校へ通えないことは不幸なこと」
「いい歳して職に就かないことは悪いこと」
っていう「ルール」があるから、そのルールに従わない子供を見ると怖くなってしまうんじゃないでしょうか?
つまり、「親御さんが考えるシアワセ」と「当事者が考えるシアワセ」に違いがあるから苦しくなるのかな?って思っています。
だから何とか特性を改善させなきゃって苦心されてると思うんですが、
今のままでも全然暮らしていけるとしたら・・・・、特性を持ったまま生きていけるって知ったら、
「それでも「改善させなきゃ」って思いますか?」
「その「改善させなきゃ」って頑張り、辛くなかったですか?」
「その子が問題を起こさないように見張り続け、その間「やりたいこと」を我慢しつづけるのは苦しくなかったですか?」
「私はもうこの悩みから解放されたいって思ったことはありませんか?」
だったら、先に両親がシアワセになればいいんです。
行けなかった旅行に行ってみてもいいし、
食べたかったものを食べにいったり、
習いたかった習い事にチャレンジするとか、
何でもいいです、まずあなたが先にシアワセになりましょう!
子供の立場から言わせてもらうと、親が「私」のことで悩んでる、好きなことを我慢させてるって思うほうが正直辛いし、
逆に周囲と同じ道を歩ませることが、本人にしてみたら「針のムシロ」を歩かせることより辛いことかもしれません。
両親が先に楽しんでシアワセそうにしていれば、それを見た子供は「勝手に自分がシアワセになる道」を歩んでいくんです。
ボクもそんな両親を見て「自分がシアワセになる道」を勝手に探していきました。
そのときを詳しく知りたいかたはこちらをクリックしてみてください!
↓
ただ、その子が例え大多数の人と違う道を歩もうとしても、
「その道は間違ってる!こっちのしなさい!」
とか、
「この道のほうが正しいから、こっちにしなさい」
って口出ししないで見守ってあげてほしいのです。
だって間違っていようが、険しい道だろうが、どの道もその子が
「自分にはこっちの道が合っている!」
って思って自分なりに考えて選択した道だからです。
そしてその道はあなたが「それはないわぁ~」って思って心がざわいてしまう道かもしれません。
でも、もしそれで失敗してあなたのとこに戻ってきたのなら、
そのときは温かく迎えてほしいのです。
「帰る場所がある」って安心感があればその子はいつでも、どこへでも自由に羽ばたいていきます。
簡単には出来ないし、勇気は必要ですが、
「この子は”私”という支えがなくても勝手にシアワセになる」
「野垂れ死ぬことになってもいい、どうせならないし!」
って1回口に出して言ってみませんか?
その子が自分でシアワセになる力を信じてあげてくれませんか?
その上で自分が楽しくなることをやっていけばいいんです。
この子は他の人とは違う生き方をしてもいい!
私はもう、この子を心配して見張っていなくていい!
大丈夫!この子は勝手にシアワセになるし!