”人には向き不向きがある。”このブログでは何度も言ってることだが、何故?向いてない世界にわざわざ行こうとするんだろう?

以前コンビニで買い物してたら、そこの店員さんが結構やらかしてたんだよね、お客にコーヒーぶちまけてたり、運ばれてきた弁当を商品棚に並べるとき、全部床に落としておかずを散乱させたりなど店を騒然とさせてたんだよね。



筆者はそのコンビニに毎日何年間も通い続けてるんだけど、毎日同じ時間に買いに来てるのにいつも買ってるタバコの銘柄を覚えてくれないし、3回に1回は必ずお釣りを間違える。以前なんてタバコとコーヒー買って一万円札出したらお釣りに一万円札渡してきたからね。



その後、そのコンビニの店長と話す機会があって”例の彼”について話たが、「ほんと、彼ってダメなんですよね~。もう業界に15年いるんですけどまったく進歩なしですわ~」って答えてた。



そして店長はこう続けた。「明らかに向いてないのになんでやってるんですかね~?こっちはいい迷惑ですわ」って。



そう、明らかに向いてない。まして15年も続けていれば少なからずどっかで進歩するはずだ。それに以前コンビニの外でタバコ吸ってたら例の彼が裏でゴミ出しをしていて、「ああ~やめてぇ~」なんてぼやいてた。つまり彼はやる気があってその仕事を続けてるわけでもないのだ。




誰が見たって明らかに合ってない、本人にしたって向いてると思ってない。それでも続けようとする理由は、



1・どうしても好きで諦めたくなくて続けている。



2・他に行くとこを知らない、やりかたを知らない。



発達障害当事者で仕事が長続きせず、悩んでいる方々は恐らく「2」が該当するんじゃなかろうか?



仕事に就きはするんだけど、周りの健常者と比べて明らかに自分は会社勤めが向かないな~って思いながらも、
それ以外に”食ってく方法を知らないから、向いてないことは承知でまた会社勤めに戻る。



”働かなければ収入は得られない” ”収入がなければ食ってけない” 誰もが信じて疑わないことだし、会社に勤めることが食ってく唯一の方法だって言うだろうけど、



でもさ、”食ってけてないじゃん?”だって”すぐ辞めちゃうもん”。



会社に勤めていることの恩恵は、長く勤めて安定した収入を得ることだよね? 



いくら大企業に入社出来ても、すぐ辞めてしまったらその恩恵に預かれないじゃないか?



つまり、会社勤めに向いてないのに会社に勤めてたら”食ってけないんだよ”。



「んなこと言ったって働かなければ生きていけないじゃん!」って怒りたくなるのはわかるけど、



”働くって会社に勤めることなの?”



会社勤めしてなくても生きてる人いっぱいいるよ?お金持ちの奥様だって、年金で生きてるお年寄りだって、ゴミを漁って食ってるホームレスだってちゃんと生きている。


みんな自分が出来るやり方で収入を得て暮らしている。 昔、学校の先生や両親に言われなかった?自分に向いてることしなさいって。



周りもさ、そうやって向いてることしなさいって言ってるのになぜあえて向かない世界に行かせようとするんだろうか?



絵が得意なら徹底的に絵だけを描かせてあげればいいし、音楽が得意なら音楽だけに取り組ませてあげればいいのにって思うんだけど、「サポートする側」も、”それ以外の道を知らないから”なんとか苦手を克服させて会社勤めさせようとしてるのかな?



なら「サポート側」も苦手を無理やり克服させるより、今当事者が持ってる”得意”でどうやって収入を得るか?
これをいっしょに考えてあげたほうがよっぽど効率的ではないでしょうか?


当事者が絵を描くのが得意なら、サポート側はそれを売ってくシステムを作るとか。


それこそが、当事者にとって安定した収入を得る方法じゃないかな?



はっきり言うけど、当事者が会社勤めしたほうが、よっぽど収入面は不安定ですよ。



本気で生きていかなきゃって思ったら、本気で自分にあった稼ぎ方見つけましょうよ。



してる?自分に向いてること。 っていうか本気で探してますか?。