"フロー体験”ってご存知ですか?


フロー体験ってのは自分がエネルギーを発揮し、時間も忘れて没頭してしまう状態で人が一番幸福を感じれる瞬間のことです。



元々は「チクセント・ミハイ」って研究者が提唱した理論なんだけど、この体験我々当事者に凄い役立つんじゃないかと思って今回紹介します。




  ”フロー体験発動条件”
1、自分の能力に対して適切な難易度の事柄に取り組むべし!


・今現在あなたが取り組んでる内容が、自身の能力と照らし合わせて難しすぎないこと。

・ただし、簡単で単調と思えるものはダメ。あなたが全力で取り組んでなんとかやり遂げれる事柄が望ましい。




2、対象に対して自分で事柄をコントロールしてる感がある

・取り組んでることに対して自分がコントロール出来てる、そして可能性を感じれること。



3、すぐに良い、悪いの反応が返ってくるもの


・自分が行った事柄に対し、すぐに結果が現れて改善点を自分で導きだせるもの。



4、集中力を妨げる環境にいないこと、もしくはシャットアウトするように心がける。

・取組む対象以外にあれこれ頭を悩ます必要がない環境にいること。






5、いらん情報や助言に耳を貸さない。(これ、1っっっっっ番大事!!!!!)


・「そんなのやっても意味ないし、なんの役にもたってないよ」とか「そんなの誰でも出来る。」などの今してる行為は特別じゃないというような話には耳を貸さないこと。


・今の行為を腐す人には近づかない。「そんなんじゃ全然ダメ。もっとうまくやれよ」とかいう人


・一気にモチベーションが下がるし、もうその行為にはエネルギーを注げなくなる。


・せっかく上手くいってて成長と可能性を感じれたものがすべてパーになる。それも一瞬で。


と、以上5点が能力発動条件である。



よく仕事人間って人種のことを聞くけど、この人達がまさにこの状態。


だから仕事をするのがすごく楽しい。


筆者は仕事人間って人たちは「頭狂ってるんちゃうか?」って思ってた。


一体全体どういう思考回路になれば仕事が楽しいなんて思えるんだろうって。


だって会社にいたころはとにかく人の存在に怯えていたし、とにかく早く帰りたいもんだから常に時計とにらめっこして



呼ばれれば叱られてばっかで、何かトラブルが起こればいつも発端は自分。


しまいに「もうお前は余計なことすなっ!」ってなんにもさせてもらえなかった。


そんなもんが楽しいなんて思えるはずもなく、当然エネルギーなんて注げるはずもなかった。



会社を辞め、FXで身を立てるようになり、日々の勝負通貨や銘柄の検索、チャートの分析で明け暮れするようになってからは、1日の流れがホントに音速で流れてるように感じ、1日いっぱい取引して20時間以上机でパソコンをいじっていても全然苦痛に感じないのです。

FXや株ってすぐ結果が出るし、しかも金額という”スコア”で現れる。



ゲームやっててもハイスコアが出せると凄い嬉しいでしょ?そんな感覚。



自分の分析法が正しくて結果がそのシュミレーションどおりに進み、「自分の力でお金稼げてる」って感覚がとてもうれしかったし、筆者が相場でのプロ初勝利の金額は「1万円」だった。


「たった一万円」って聞くとショボく思えるけど、初めてネットで、それも自分たった一人の力でお金を稼げたって感じたときはもう天にも昇る気持ちだった。



「あっ、これが仕事楽しいって感覚かぁ」って皮肉にも会社勤めを辞めてから感じることができた。これが筆者の”フロー体験”である。

会社勤めしてて仕事が楽しいって人たちは「自分の行為が会社や同僚たちに多大な利益を与えてる」って自覚とその行為を自分でコントロールし出来てるって自負と自身の成長をはっきりと感じ取れてるから楽しいって思えるんだね。



毎日ビクビクして早く終わりたいと思ってることなんてエネルギーなんか注ぎようないですし、そもそもその行為はあなたの難易度に合ってないですよ~ってシグナルなのかもしれません。

かわいい彼女に「私と仕事、どっちが大事なのよ!」迫られて彼氏が「どっちも大事だよ」ってセリフTVでよく聞いてたけど


その都度「この彼氏アホちゃうか?それともホモなんか?」思ったけど今ならこのアホ彼氏の気持ちがわかります。



このブログをご覧のみなさんも、今自分のしてることに限界や疲労を感じてるならそれはその行為の難易度があなたに合ってないのかもしれません。



そのあなたにあった難易度は”会社”の中にあるとは限りません、しかし適切な難易度を見つけられたら今までに感じれなかった幸福感、優越感を味わうことができます。


そしてそれを味わわせてくれた行為こそがあなたに”メシを喰わせて”くれるのです。