それが好きで、得意で、夢だったら構いませんが、「なんとなく」で勤めるなら当事者には避けてほしい職がある。



前回の記事でオススメの職ベスト3を挙げたが、今回は出来ることなら避けてほしい職ベスト3を挙げたい。




第三位     工場の流れ仕事    (1か月)
ベルトコンベアから流れてくる部品に自分が受け持つパーツを取り付けるだけの仕事。


一見簡単そうに聞こえるが、次々と流れてくる部品に手早く正確に自分の受け持つパーツを取り付けねばならず、


モタモタしてると自分のとこで仕事が止まってしまい、生産に支障がでる。そうなるとそのラインの連帯責任となる。


また、精密機械の場合少しでも取り付け位置がずれると一から全てやり直しとなる場合が多く、自分だけでなく、他の人たちにも二度手間を強いることとなる。






そのため人間関係は濃く、毎日顔を合わすため、嫌われたり嫌なひとがいたら逃げられない。



勤めてる職員も一癖も二癖もある人が多く、手早く正確に作業をこなす技術だけでなく、高いコミュニケーション能力を
求められる。





第二位      土木   運送    産業廃棄物処理業    (10日)
とにかくヤンキーが多い職場。


皆、気が荒いため仮に障害者枠で就職しても全然特性に理解を示してくれず、支援センターの職員が間に入って
説明しても耳を貸さない場合多し。


なので健常者同様のスキルを求められるし、ヤンキー独特のコミュニケーションについていけねばならない。



怒鳴られるし、体力的に非常にキツイ。
 


精神的にも肉体的にもやられてしまうため気の弱い人にはオススメ出来ない。



第一位    福祉関係   (1週間)
これだけはとにかく当事者は避けてほしい。筆者も未だトラウマとなっている。


老人ホームや障害者施設の職場環境は究極の村社会であり、とにかく新人に風当りがキツイ。


ほぼ女性社会で、お局や職員間の有力グループに目をつけられてしまったらもう職場ではやってけない


ただでさえ利用者の糞尿の始末等、精神的にキツイ仕事なのに女性特有の陰湿でドロドロした争いに巻き込まれない


ために、世渡り上手でなくてはならない、また施設内でのイベントを任されたり、事務仕事もあるので覚えることも多い。


とにかく、マルチタスクな何でも屋でなければならない。健常者でもうつ病で倒れてく人が後を絶たない職場であり



我々当事者には到底続けられるような環境ではない。




と、以上ベスト3でした。とにかく人間関係が厄介だし、仕事も複雑で臨機応変さを求めれれるものばっかりでどの仕事も半年と持ちませんでした。


第一位の福祉関係は待遇は正社員で給料も書面ではそれなりの額でしたが、仮にこれが年収1000万になったとしてももう一度したいなんて到底思いません。



いくら待遇が良くても環境に適応できなければなんにもならないってことをこの3つの仕事は筆者に教えてくれました。