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SEAMO




ニュー・シングル「MOTHER」

「マタアイマショウ」の大ヒット以来、様々なトライと、胸に響くリリックで、日本のヒップ・ホップ・シーンをリードし続けるSEAMO。彼のニュー・シングル「MOTHER」が届いた。この曲は、母親に対する感謝の気持ちをストレートに表現した、SEAMO版母親讃歌ともいうべき感動的なナンバーだ。

――新曲「MOTHER」は、どんな経緯で生まれたのですか?

「自分に余裕ができたから、こういう曲が作れたんだと思います。自分のことで手一杯だったら、そこまで気が回らなかったと思うんですね。自分に少しだけ心の余裕ができて、人のことを考えられるようになったときに、真っ先に歌いたかったのが、この歌なのかなって思います。オレも若い頃は、母の日になると、なんかしなきゃなって思ったり、親孝行しなきゃなって漠然と思ったり、そんな程度だったんですけど、でも自分の友達のご両親が亡くなったり、病気になられたりっていう話を聞く機会も増えてきて、自分はあと何年、母さんと一緒にいられるんだろうって考えたときに、オレは母親に何ができるんだろうって思って、こういう歌を書きたいなって思いました」

――すごくパーソナルな内容の曲だと思うんですけど、それを世に出す照れくささのようなものはなかったのですか?

「今でも実家の母親から“元気にしてるか?”“風邪引いてないか?”っていう電話があって、それに対して“うるせーよ、もうかけてくんな”って、そういう感じなんです。ずーっと反抗期が続いているというか(笑)、母親と腹を割って話せないことって、今でもあるんですね。でも心の中に、感謝している気持ちはあって、歳を取れば取るほど、社会でいろいろな経験をすればするほど、その思いは加速してくるし、母親ってスゲェなって思います。それは言葉にしては言えないけど、歌だったら言えるかな、と」

――トラックも、すごくシンプルですね。

「トラックは主張しないで、とにかく歌詞が聴こえるようにしようと。ドラマティックにはするけど、あくまで歌詞ありきで。いつもはシングルでも、印象的な音を入れたりとか、ちょっと特異なフックを考えたりするんですけど、この作品に関しては、何も考えないで、シンプルに、きちんと歌詞を伝えたいなって思ってやりました」

――すごく素直に気持ちを表現している歌なんですね。

「そうですね、難しいことは何も言っていないし。歌だから、より多くの人に届けたいという思いもあるんですけど、基本はもう完全に、自分の母親への手紙ですよね。この曲がみんなにどう届くかということには、すごく興味があります。この曲を聴いて、思い立ったように親孝行をしろとか、そういうことを言いたいわけではなくて、みんなが、入学・卒業・就職・結婚などといった、人生の岐路に立ったときに、母親について気付くことって、絶対あると思うんです。そんな時こそ、その人にとってそういうタイミングなんだと思うんですね。だからこの曲で、別に何もしてくれなくてもいいから、母さんってスゲェんだな、掃除も洗濯もできて、家族みんなに気を遣うことができる、スーパーマンみたいな存在なんだなということが伝わればいいなと思います」

――カップリング曲も、カートゥーン・ネットワークの人気番組『クラス・オブ・ミュージック!』のエンディング・テーマと、和田アキ子さんのアルバムで共演している楽曲の別バージョンと、バラエティに富んでいますね。

「『funky teacher』は、カートゥーン・ネットワークからお話しをいただいて、子供たちとオレが楽しく歌うというイメージで作りました。オレの考える理想の先生を描いています。型破りで、破天荒だけど、子供たちの目線に立って、何時間でも語り合えるような。『素直になりたい』は、和田アキ子さんのデビュー40周年記念アルバムで共演させていただいて、オレの考える、ほんとうは優しくて素直な女性というイメージで書いています」

――では、SEAMOの「着うた®」をダウンロード、設定しているユーザーの方に、メッセージをお願いします。

「着うた®」ということは、1日に何回も何回も流れるわけで、その人の1日の多くの時間をいただくわけですから、それに自分の音楽を選んでくれたということは、すごく光栄なことですし、嬉しいです!」

Interview&Text/熊谷美広




アッシャー




ニュー・アルバム『ヒア・アイ・スタンド』

実に4年ぶりの新作をリリースしたばかりのアッシャー。先行シングル「ラヴ・イン・ディス・クラブ featuring ヤング・ジージー(メイン・ヴァージョン)」が瞬く間に全米3週連続1位を獲得し、不動の人気と存在感をみせつけた彼に新作についてインタビュー!

――前作から今までの4年間に色々なコトがあなたの周りにもあったと思いますが、それらはあなたの音楽制作にどんな影響を与えたり、あるいはどんな変化をもたらしたりしましたか?

「この4年間の間に確かに沢山のコトが変わったんだ。成熟したし、もう25歳じゃなくて29歳になったんだからね。だから会話の内容も変わってきたんだ。子供できたし、結婚という関係を持つことになったという事実も(音楽製作に)影響を与えるようになった。そういった(自分の成長)過程こそがリスナーが最も関心をよせている部分だと思うし、それこそが『ヒア・アイ・スタンド』の全てなんだ。ラヴ、グッドライフそれから大人になることへの試練や道のり(過程)を表現した作品なんだ。」

――非常に注目度の高いアルバムからのリード・シングルに「ラヴ・イン・ディス・クラブ featuring ヤング・ジージー(メイン・ヴァージョン)」を持ってきたのはなぜですか?

「この曲は『ヒア・アイ・スタンド』というストーリーの前編なんだ。2~3年前の自分の人生にさかのぼって、その時点で自分がどんな風に考えていたのか、どんなコトを経験してきた、或いは経験していたのかを表現してみたんだ。この曲や他の曲を聴いてもらえば、それから実際に5月にアルバムを聴いてもらえばストーリー全体を理解してもらえる筈だよ。時に人間は自分が今どんな状況にいるのか、どんな位置に立っているのかを見失ってることがあるからね、改めて自分が置かれている立場、状況を認識することも必要だと思う。

もう少し詳しく説明すると、コンセプトはビデオに描かれているように、クラブで色んな誘惑に誘われたり、試されたしした時にどんな風に対応するのかってことで、俺の場合はその誘惑に反応して、その結果大きなダメージをこうむることになるんだけど・・・ビデオのラストシーンで俺がドアを開けるとそのクラブは焼き尽くされてる映像で、その全焼して廃墟と化したクラブこそが誤った選択をしたことへの動揺だったり失望だったりを象徴してるんだ。でも素晴らしいことに、このストーリーは2部構成になっていて、「ラヴ~」のビデオがパート1で、パート2は「ムーヴィング・マウンテンズ」のビデオなんだ。パート1では誘惑に反応してしまったという部分を描いていて、パート2では恋愛関係を維持する、壊さないようにキープするっていう部分、もしくは維持しようと必死にがんばっている自分、そしてその際に持ち合わせる感情なんかを表現しているんだ。この曲はセカンド・シングルになるんだよ。」

――あなたはアーバン・ミュージックのトレンドセッターとしての役割を担っているようなところもありますが、今回のアルバムの音作りではカッティング・エッジであることを意識しましたか?

「音作りの部分だけでなくて、アーティストとしてもね、常にユニークなアーティストでいたいと思っているんだ。自分っていう人間は一人しか存在しないからね。前作では普段俺たち男性が敢えて避けたいような問題や内容を提示したんだ。今作もそれと同じ様なアプローチをとって、更に深く掘り下げて、作り物ではないリアルなドラマを表現しているんだ。このアルバムは1人の成人した男性(Man)としての自分がいま置かれてる位置っていうのを表したものなんだ。子供だった時には年相応な幼稚な判断やリアクションをとってきた、でも今はそういう幼稚な部分はすでに払拭しているんだ。このアルバムはそういう幼かった自分から大人の男性へと成長した自分のポジションを再定義した作品なんだ。」


JYONGRI




ニュー・シングル「Unchanging Love ~君がいれば~」

温もりに満ちたサウンド、ゆるやかなメロディ、そして伸びやかで情感あふれる歌声。ニューシングル『Unchanging Love ~君がいれば~』は、聴けば心がほどけていくようなやさしいラブソングだ。JYONGRIは今作に、自身の本質的なテーマともいえる「変わらない愛」を描いた。それは決して特別なものではないけれど、でも、人として何よりも大切なもの。この静かな感動を、是非じっくりと味わってほしい。

――JYONGRIさんにとって、『Unchanging Love ~君がいれば~』はどんな曲ですか?

「今までになく自分との繋がりを感じる曲ですね。曲のテーマが<変わらぬ愛>なんですけど、私自身がそれをすごく信じて生きてきたんです。だから、いちばん私に近い曲かな」

――テーマが普遍的で、なおかつシチュエーションが限定されていない歌詞だから、聴いた人それぞれが自分の状況を重ねられますね。

「そう言っていただけると嬉しいですね。だって、<変わらない愛>を向ける対象は、人それぞれ違いますからね。恋人だけじゃなく、家族や友達や憧れの偉人だったりもする。<変わらない愛>って言葉にすると大げさに感じちゃうけど、実はすごく身近にある愛情じゃないですか。今回は『Lullaby For You』の時ほど普遍性を前面に出そうと意識していたわけじゃないんですけど、やっぱり私自身がテーマをしっかり見据えていたので、自然に聴く人に<自分の歌>として捉えてもらえるような表現ができたんだと思います」

――メロディも実はすごくJYONGRIさんらしいのではないですか? ネガティブな感情がポジティブに変化していくような感覚が、今作にはいつも以上に強く感じられます。

「あ~、バレちゃいましたか(笑)。私は基本的に、人間として分類したら“明るい”カテゴリーに入ると思うんですけど、実は物事をまずネガティブに考えちゃうタイプなんです。ひとことで言うと、めちゃくちゃビビリなんですよ(笑)。でも、それがわかっているからこそ、明るさを意識することでビビリな自分をカバーしているんですよね。その過程で、私はどんどんタフになってきたんだと思う。だからもしかすると、強くなりたいっていう反発力が人より強いのかも。メロディや言葉の端々にそれが出ちゃうのかもしれないですね。ただ、いずれにしても押しつけがましいのはイヤなので、メッセージ性が先に立たないようにっていうのは、今作でも気を遣いました」

――説教臭いところなんて全然ないですよ。カップリングの『Trust & Try』だって、楽しく聴いたあとで“あれ、もしや人生を応援されてた?”みたいに気づく(笑)。

「ああ、よかった、説教くさいのイヤですもんね(笑)。『Trust & Try』は、最初書いたときに自分で説教くさいな~って感じたんですね。だから、面白い言葉を使ってみたり、歌い方に変化をつけたりしてバランスを取ってみました。それは書いていて自分でも楽しかったです。実は今作、カップリングもすごくお気に入りなんですよ。3曲目では、エルトン・ジョンさんの『YOUR SONG』のカバーも念願かなって収録できましたしね」

――事実、今作に収録された3曲で、JYONGRIさんの音楽性の幅もたっぷり見せてもらいました。あと、CDジャケットもポップでかわいい!

「そうなんですよ、私もすごいお気に入りなんです。だから『Unchanging Love ~君がいれば~』をダウンロードして好きになってもらえたら、CDも手に取ってみて欲しいなぁ~…なんて、言ってみたり(笑)。でも実際、このシングルでは新たな私をちゃんと見せられたなと思ってるんです。今、ちょうどセカンド・アルバムに向けて制作中なんですけど、アルバムではさらに幅を見せられるはずなので、この先のJYONGRIもぜひ楽しみにしていて下さい!」