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THE ピンポンDRIVE+! 57

        another story2 「新世代3人目の者」


1回戦で新世代のメンバーは5人となった。

中体連のとき1位だった人の試合は圧倒的だったようだ。

すべて11-0で3セットとったようだ。

2回戦は新世代同士であまり重なっていないが風野だけは

重なっていた。中体連3位だった者と。

「また新世代か。しかも3位だったやつか。ま、勝てばいいことだ」

中体連3位以内の者は新世代の中でもさらに最強と言われている。

「ただいまより県大会第二試合を始めます!!」

第二試合が始まった。

相手は中体連3位の男、黄瀬良一(きせりょういち)。

絶対防御とまわりからいわれている。

先攻は風野から。

風野はYGで相手を試す。中体連のころより回転量が全然違う。

相手は突っつきで返す。コースはネットぎりぎり。YGの回転を完全に消し去った。

「こいつも回転を消せるのか」

黄瀬は風の力ではなく実力で消した。

ボールはバウンドした瞬間風野から逃げるかのように後ろへととんだ。

回転を消して下回転をかけてあった。

風野は打てなかった。

「あまいな風野君。ま、いくら君が反射神経がすごくても俺の守備には勝てんさ」

「今のうちに言っておきな。後悔させてやるから」

次もYGをした。また黄瀬はネットぎりぎりのコースに返した。

「同じコースなら」

風野は前進した。台上でジャイロを打とうとした。

「同じ手は嫌いでね」

だがボールはさっきのようにいかない。回転は左回転だった。

「それを待っていたのさ!」

ジャイロではなく強打をした。ボールは相手のコート内に入った。

「さすが絶対反射。でもね」

強打したボールをカットで返された。速いボールでもブロックされた。

でも風野は前にいなかった。すでにもとの位置に戻っていた。

そしてジャイロを放った!

相手のコートすれすれに入った。カットは難しい位置だった。


次回 「絶対反射VS絶対防御」