THE ピンポン! 27
「本戦のプレッシャー」
本戦へ出場するのは神長中から2人。黒富中から5人。卵第一中から1人。
新革中から4人。
僕たちの中学からは部長と副部長が出場した。
そして本戦開始。
全員台につき挨拶とともに試合開始した。
部長の相手は神革中の獅子金雄(ししかねお)。
先攻は部長。部長はバックサーブをした。相手は軽々とドライブで返した。
それでも部長はドライブで返した。一直線に威力のあるドライブだった。
相手は打ち返せなかった。次も部長は同じサーブをした。今回は突っつきで返した。
部長は台上でドライブをして点を取った。
そのとき相手の中学校のコーチは獅子に合図を出した。
その後、獅子はあきらめたかのようにドライブはしないで無回転のチャンスボール、
サーブのときは回転がかかっていない。やる気がないように見えた。
この試合部長はすべて11-0で取った。
副部長は黒富中の部長、清水と試合だった。
しかしこの試合は圧倒的だった。副部長はセット内で取れる点数が4点以下だった。
清水は副部長のサーブをすべてドライブで打っていた。
副部長は負けてしまった。副部長の目に少し涙があった。
でもまだ9位決定戦がある。副部長にはまだチャンスがあるのだ。
「これが本戦。いままでとは全然違う。雰囲気が一気に変わった。」
「来年こそはここにたって優勝してやる」
僕は決意した。
雷牙は1回戦突破したようだった。
次回 「目標の舞台へ」