THE ピンポン! 19
「カーブドライブVSシュートドライブ」
僕は横回転のYGサーブをした。僕の思った通り雷牙はドライブで返してきた。
「いまから証明してやる!」
僕はカーブドライブをした。
「あまいな」
しかしボールのくるところが分かったかのように簡単に打ち返した。
「何!」
僕はもう一度カーブドライブをしようと思ったがラケットの角に当たりアウトとなった。
「その程度か風野」
でも僕の力はこの程度ではなかった。次は雷牙のサーブ。
あいては再びYGサーブをしてきた。
「このサーブではドライブが打てない」
ドライブではなく突っつきをした。しかし雷牙はそれを狙っていたかのように
いままでの2倍ほど速いドライブをしてきた。回転量がものすごくドライブで打ち返せず
ボールは後ろへいった。
「これが雷牙の力なのか」
「お前何も成長していないようだな」
「違う!」
でもあいてが言っていることは正しかった。カーブドライブもあまり戦力になっていない。
でもカーブドライブを使えるようになった。
「お前はその程度だったということだ」
「そうかもしれない。だが俺の新技はこの程度ではない!」
雷牙はYGサーブをしてきた。
「お前に見せてやる俺の本気を!」
僕はすべてをこれにかけた。カーブドライブに!
僕はカーブドライブをした。それは見事な弧を描いた。
「これがお前の成長か。だがあまいな」
雷牙はカーブドライブを打ち返した。打ち返したボールにはいままだと違う回転がかかっていた。
「これはまさか」
雷牙がやった技はシュートドライブだった。シュートドライブはカーブドライブとは違い右に曲がる。
それでも僕は無理やり回り込みカーブドライブをした。雷牙も回り込みシュートドライブをした。
だが雷牙がやったシュートドライブはネットとなった。
「どうだこれが俺の成長だ!」
初めて点が入った。流れが変わったように見えた。
「それでは俺には勝てない」
雷牙にはまだ新しい技があるようだった。
次回 「決着をつける!」
風野VS雷牙の試合が完結する!