THE ピンポン! 8
また題名を変えます。すみません。
「異変」
「まずいなこのセットを取られたら負ける」
僕はネガティブなことをぶつぶつ言っていた。
今回は僕からサーブだった。僕はやけくそにサーブをした。
しかし相手にドライブを打たれてしまった。それに反応できず点を取られてしまった。
もう自分を失っていた。次も同じようにサーブをしてドライブを打たれ点を取られてしまった。
「なな何で反応できない」
「体が重い」
鉄の体になったように体が重かったのだ。
「集中しろ、集中」
山村がサーブしてきた。それを僕は思い切ってドライブをしたが
ドライブで返されてしまう。二回目も思い切ってドライブをした。
そのときだった右腕に槍が刺さったような痛みがはしった。
運よく山村はミスり僕の点になった。この痛みはいままでに体験したことなかった。
「なんだこの痛み、それに力が入らない」
それでも僕は試合を続けた。
「様子がおかしい、どうしたんだ」
山村が僕に近寄ってきた。
「大丈夫」
「大丈夫ですよ」
「でも顔色が・・・」
「僕は大丈夫ですから試合を続けましょう」
山村は台へと戻った。山村はサーブをした。
僕はドライブをしようとしたが手に力が入らず振れなかった。
「やっぱ何かおかしい」
「いや腕が」
「え!」
山村がびっくりしたのは僕がまだ試合を続けようとしていたことだった。
「こんなところで中断できないよね、わかったよ本気でいくよ」
僕は下回転のサーブをしようとしたが無回転のサーブとなってしまった。
山村はドライブで返した。僕にはボールがぼやけて見えてきた。
これからも僕はあきらめずに試合を続けたが腕が動かず今年初めて負けを知った。
あと一試合あるが僕は勝てる自信がなかった。
次回 「封印されたドライブ」