習慣化の基本3原則「なぜ、どのように、何を」の順番に関する考え方と実践例について紹介します。
1. なぜそうするのか
最初に「なぜ」を考えることで、目的や動機を明確にします。
これにより、行動の方向性が定まり、やる気を維持しやすくなります。
目的を明確にすることで、長期的な目標に向かってブレずに進むことができます。
2. どうやるのか
次に「どうやるのか」を考えることで、具体的な方法や手段を検討します。
これにより、実行可能性が高まり、行動が計画的になります。
どのように実行するかを詳細に考えることで、効率的に作業を進めることができます。
3. 何をするのか
最後に「何をするのか」を具体的に決定します。
このステップで具体的なアクションプランを立てることで、実行に移しやすくなります。
具体的な行動を決めることで、すぐに実行に移ることができ、結果を出しやすくなります。
実践例:ゲーム制作のプログラミング
私のゲーム制作のプログラミングを例に、この3原則を適用すると次のようになります。
●なぜ: まず最初に「やりたい機能」を決めます。
これにより、制作するプログラムの目的が明確になります。
●どうやるのか: 次に、「プログラムをどう組むか」を考えます。
これには、どのようなアルゴリズムを使うか、どのような設計にするかなどが含まれます。
●何をするのか: 最後に、今までのやり方でやるのか、新しい技術を取り入れるのかを決めます。
そして、それを調べるための検索ワードやリソースを決定します。
このプロセスは、迅速に決定を行うことができ、場合によっては10秒、長くても5分程度で決めることができます。
順序を守る重要性
この基本原則を変えて行動すると、行動が混乱しやすくなります。
例えば、最初に目的なしに「何をするのか」を感覚的に決めると、具体的な方法は決められるかもしれませんが、最終的には何か違うという感覚に陥りやすくなります。
また、「どうやるのか」を最初に決めるのは難しいですが、人から強制的に頼まれた場合には、「どうやるか」からスタートすることが多く、その場合は「どうやるか→何をするか」の順番になります。
この場合でも、「なぜ」がないと、目的を見失いやすくなります。
アドラー心理学との関連
人から強制される場合、例えば会社での管轄外の業務を強制的にやることがある場合には、「なぜそうするのか」を「担当者の手助けをしている」という意識を持つことで、モチベーションを保つことができます。
これはアドラー心理学の共同体感覚の考え方にも通じます。
自然な習慣化
最後に、習慣化と身構えずに普段の行動でこの基本の順番を守っていれば、知らない間に習慣化できると考えます。最初は意識的に行う必要がありますが、繰り返すことで無意識のうちに習慣化されます。
結論
習慣化の基本3原則「なぜ、どのように、何を」の順番を守ることで、行動の目的が明確になり、実行がスムーズになります。この原則を日常生活や仕事に取り入れることで、より効率的に目標を達成できるでしょう。