昨夜三男を寝かしつけてそのまま眠っていた。
喉の渇きで目が覚めて階下の台所に向かう。
お茶を飲んで『ネズミ捕り』を確認するもチョコ丸の姿は確認出来なかった。

ここで嫁の話を思い出す。洗面所の洗濯機の近くで音がすると言っていた。
先日マグライト片手に洗濯機周りを捜索するも発見には至らなかった。
洗面所に目をやると、洗面所のドアは閉ざされている。
おいおい、これではトラップも意味をなさないではないか?
取り敢えず洗面所で歯を磨いていると…

ん?…んんんんんーー?
洗濯機と洗濯カゴの間にヤツが居た。
「あっ」と言う感じで目があった。お互いしばらく動きが止まる。
『ターゲットを目視にて確認。直ちに捕獲作業に移れ』
落ち着け俺、ここで逃がせば元の黙阿弥だ。
捕獲は最優先事項だ。慎重にな!
歯ブラシを流しにおいてそっと手を出す。

「おひで、チョコ丸」

口の中が歯磨き粉で辛くなってきたが気にしては負けな気がする。
すすすっとチョコ丸がすり寄って来たところを捕獲しようとしたら気配を察知され、
一気に踵を返し狭い隙間に逃げ込もうとダッシュしやがった!
が、一瞬先に我がゴッドフィンガーがチョコ丸の襟首をつまみ上げた。
洗濯物のように吊し上げられたヤツの顔に反省の色は無かったが、
無事捕獲が出来て安堵した。

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無駄になった『ネズミ捕り』が鈍く光る初夏の夜であった。