立ちふさがるエラー503。
もう幾度となくクリックを続ける…
長かった…ようやく商品購入のページに辿り着く。
「カートに入れる」どれだけ待ちこがれたことだろう。
『これで俺もライダーか』おのずと笑みがこぼれる。
力の限りクリックを押す。
!!!!!
もう幾度となくクリックを続ける…
長かった…ようやく商品購入のページに辿り着く。
「カートに入れる」どれだけ待ちこがれたことだろう。
『これで俺もライダーか』おのずと笑みがこぼれる。
力の限りクリックを押す。
!!!!!

これは一体?更に立ちふさがる灰色の壁。
「戻る」「カートに入れる」をひたすらクリックし続ける男が居た。
ライダーになる事を夢見続けていたZeroという名の男の背中が小刻みに震えている。
20分30分と時間は過ぎて行く。
額に浮かぶ汗は暑さだけのものではない。限定数があるだけに焦りは募る。
『駄目だ!発注すらできないとはっ!ショッカーの仕業か?』
別ウインドゥを開き一縷の望みを託しメールを送信した。
片手には黒い小さな端末がある。
携帯電話だ。発信履歴を調べ目当ての名前を探る。
それはすぐに見つかった
「バソ」
昼休みの時間の全てを使い果たした自分の唯一の光…
『あーもしもし?バソ?無理!繋がらん!後は頼んだ!
詳しくはメールに書いてあるから宜しくっ』
彼は今日、休みという最強の武器を手にしていたからだった。
…………………………………………
午後1時30分
バソ『発注、できましたよ。』
ひと仕事終えた男の歓喜に似た声が受話器から流れる。
マジ感謝。助かりました。ありがとう!
午後1時30分
バソ『発注、できましたよ。』
ひと仕事終えた男の歓喜に似た声が受話器から流れる。
マジ感謝。助かりました。ありがとう!

先ほどページを確認したら受付終わってました。
あとは10月を待つばかり。楽しみです。