横浜駅にて | 本日も晴天なれど・・・

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生きる屍の遺書がわり

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再び居場所をなくし、
自分の 不甲斐なさに
嫌気がさし、
このまま魂を消し去ろうとも
思いながらも生への執着で、
取り敢えず、時間を潰していた。

ただ、ただ、漠然と
珍しいポケモンモンスター
と戯れていた。

喰う為に働く。

当たり前だが、
ただの物体としての存在に
なんの意味があるのか、と。

それでも次の生活の算段を
考えモチベーションのない
若くない自分に自暴自棄に
なりかけていた。

すると、私の名字を呼び掛ける
若い娘がいた。

かかりつけ歯科医院の
受付の娘だった。

患者としてだけれども、
認知してくれている笑顔に
癒された。

ただ座らされているだけの
人間が少し救われた。

仕事を辞めるので保険証が
変わるから来月の予約を
延期してもらおうと連絡しようと
思っていたが、今日は休診日だった。

それも偶然。

命、
永らえた。