悲しみの郵便ポスト
悲しみの郵便ポスト
ある朝、急いで近所の郵便ポストへ向かった。集配時刻までに郵便物を投函するためだ。
ポストの前に赤いトラックとおじさんが見える。よし、間に合った!息を切らせてポストに駆け寄ると、私は郵便物をおじさんに渡した。
「これ、お願いします」
ホッとして帰ろうとすると、後ろからおじさんに呼び止められた。
「ちょっと、ちょっと。私は違います」
おじさんは郵便局の人ではなかった。彼は赤帽トラックの運転手で、自分の郵便物を投函に来ていたのだ。
なんで、まぎらわしいトラックで、この時間にここにいるんだよ、おじさん!と思った。
もちろん、おじさんに罪はないんだけど。
ある朝、急いで近所の郵便ポストへ向かった。集配時刻までに郵便物を投函するためだ。
ポストの前に赤いトラックとおじさんが見える。よし、間に合った!息を切らせてポストに駆け寄ると、私は郵便物をおじさんに渡した。
「これ、お願いします」
ホッとして帰ろうとすると、後ろからおじさんに呼び止められた。
「ちょっと、ちょっと。私は違います」
おじさんは郵便局の人ではなかった。彼は赤帽トラックの運転手で、自分の郵便物を投函に来ていたのだ。
なんで、まぎらわしいトラックで、この時間にここにいるんだよ、おじさん!と思った。
もちろん、おじさんに罪はないんだけど。
史上最強の領収書
史上最強の領収書
地方の居酒屋で食事を終え、私がレジで代金を払った。
店のおばさんから「領収書の宛先はどうします?」と訊かれる。
別にいらないよと思ったが、おばさんがペンを持って構えているので、「じゃあ宛名はブランクで」と言った。
すると、おばさんは私に「ブランク御中」と書いた領収書を渡してくれた。
これ、絶対に経費で落ちないなと思った。
地方の居酒屋で食事を終え、私がレジで代金を払った。
店のおばさんから「領収書の宛先はどうします?」と訊かれる。
別にいらないよと思ったが、おばさんがペンを持って構えているので、「じゃあ宛名はブランクで」と言った。
すると、おばさんは私に「ブランク御中」と書いた領収書を渡してくれた。
これ、絶対に経費で落ちないなと思った。
ももクロのしおりんファン
ももクロのしおりんファン
去年のクリスマスライブ。抽選に外れた私はライブ会場に隣接するライブビューイング(映像配信)会場にいた。
本物がライブをやっている隣で映像を見るのは悲しかったが、とりあえず前から2列目に座ることができた。
後ろの席の男は熱烈なしおりん(玉井詩織)ファンらしく、上映中ずっとスクリーンに向かって「しおり、しおり!」と絶叫して、かなりうるさかった。
ライブ終了。
ももクロの5人、実物が挨拶のためスクリーンの前に現れた。
私の1メートル前にしおりん本人が来たが、後ろの男は固まって、ひと言も発しなかった。
「おまえ、叫ぶなら今だろう」と、私は思った。
去年のクリスマスライブ。抽選に外れた私はライブ会場に隣接するライブビューイング(映像配信)会場にいた。
本物がライブをやっている隣で映像を見るのは悲しかったが、とりあえず前から2列目に座ることができた。
後ろの席の男は熱烈なしおりん(玉井詩織)ファンらしく、上映中ずっとスクリーンに向かって「しおり、しおり!」と絶叫して、かなりうるさかった。
ライブ終了。
ももクロの5人、実物が挨拶のためスクリーンの前に現れた。
私の1メートル前にしおりん本人が来たが、後ろの男は固まって、ひと言も発しなかった。
「おまえ、叫ぶなら今だろう」と、私は思った。









