キオスクのヤンキー店員 | もの申すブログ

キオスクのヤンキー店員

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キオスクのヤンキー店員

かなり前の話。まだSuicaやPASMOがない頃。地下鉄の売店でガムを買った。

財布を出してから小銭がなく、一万円札しかないことに気がつく。

これしかないのですが、と詫びながら札を出すと、見るからにヤンキー風の店員はめんどくさそうに受け取った。

彼は千円札を乱暴に数えると、こちらに投げるようによこした。

ちょうど電車が来たので飛び乗ったが、私の怒りはおさまらない。もちろん、店員の態度にである。

会社に着いてから受け取った千円札を確かめた。あの野郎、ちゃんと9枚あるのだろうなと数えたら11枚あった。

私は自分を心から恥じた。人を見かけで判断してはいけない。あの店員、めっちゃいいヤツじゃん。

翌朝も一万円札を握りしめてガムを買いに行ったが、あの店員はいなかった。その翌日も翌々日も。それから、ずっと。