インド雑感
身近な人間がインドに赴任することになった。1年間の任期。遊びに来てと言われているが、答えをにごしている。
実は10年以上前だが、10日ちょっとインド旅行をしたことがある。いくつかインドにまつわる話をば。
・インドの食べ物はカレーだけだと思っていないだろうか?意外とバラエティにとんでいる。
たとえば、チキンカレー、野菜カレー、マトンカレーなどだ...はい、何食ってもカレー味でした。3日でギブアップした。あとはイタリア料理なんかを探して食べていた。
根性のないバックパッカーだ。
・よくインドがとんでもない国だという話を聞く。
大学時代に5週間の中国パックパック旅行を決行した私からしたら、たいしたことなかった。列車や飛行機の予約はできるし(中国ではこれが大変)、旅行そのものは実にスムーズだった。はっきり言う。
中国の方がとんでもない。
・インドで思索にふけりたいという声を聞く。
それは無理だ。観光地で外人が歩いていると、ゾロゾロとインド人がついて来る。物売り、物乞い。一番多い時で20名以上は引き連れていただろう。走って引き離そうとすると、奴らも走ってついてくる。思索にふけりたいのであれば、日本で自分の部屋にいることを薦める。要はこういうことだ。
インドに孤独はない。
・ガンジス河で沐浴したいという声を聞く。
どうぞ。もし実物を見ても、まだやる気になればだけど。インド人は沐浴しまくりだが、その横に死体や牛の糞がプカプカ浮いている。聞くところによると、日本人がこの河に潜ると、高熱を出す者が多いそうだ。
私は嫌だ。
・インドが安らぎの国だと思っている人がいる。
赴任している友人の奥さんに言わせれば、真逆だそうだ。自己主張が強く、自分に優しく他人にきびしい。そこで暮らす日本人はくたびれ果て、休暇にはネパールへ気持ちを休めに行くらしい。ネパールは実に人がよく、ホッとする国だとか。
日本から見ると、同じように見えるのにね。
・インドが懐かしいという人がいる。
たぶん前世でお生まれになったのでしょう。
間違いなく、私は違う。