ホンダVTECワンメイクレース最終戦は兵庫県セントラルサーキットにて12月14日に開催されました。
天候は晴れのち曇り、朝の気温は2℃、日中の最高気温も12℃で日差しが出ると暖かいですが真冬の天気でした。
【SSチャレンジクラス】
SSクラスは参加台数8台。
予選は辰巳公明選手EK9がN1クラスでも通用する1'32.649のタイムで予選トップ。
決勝レースはN1クラスとの混走で激しいバトルの末、辰巳がポールトゥウィンの走りを見せ見事初優勝を飾った。
2位は今レース初参加の高上選手EK9、3位は副島選手EG6が入賞した。
初参戦もう1台の西田選手EG6も予選で1'35.764と将来の手応えを感じるタイムを叩き出した。
【N1チャレンジクラス】
N1クラス参加台数は9台。
シリーズランキングのかかる重要な1戦となった。
予選は勢いのあるシリーズ2位の湟打涼太選手EK9が脅威のタイム1'28.786でポールポジション。
もちろんエンジンはレギュレーションに沿ったノーマルB16Bエンジン。
2番手にランキングトップの住直哉選手EG6で1'29.497をマークした。
決勝レースはランキングトップ住選手と湟打選手の一騎打ちとなった。
3位以下を大きく離し周回を重ねていく中、住選手に燃料系のトラブルが発生。後退する形となる。
レースは湟打選手が見事ポールトゥウィン。
住選手はファイナルラップに後続車に抜かれ4位チェッカーとなり僅差で湟打選手が逆転シリーズチャンピオンを獲得した。
2位は鈴鹿クラブマンレースに参戦していたこともある笹野剛広選手EK9。
3位には接戦で菊田肇選手EG6が入賞した。
【N2チャレンジクラス】
N2クラスは7台の参加台数。
予選、決勝ともOPクラスとの混走でしたがOPクラスに引けを取らない走りで予選は岩田悟志選手EG6が1’27.516でポール。
決勝はポールの岩田選手がまさかのトラブルでレース序盤にリタイヤ。
今レース初出場の下坂和也選手EG6が優勝した。
毎回エントリー頂いている髙島誠選手EG4が2位、そしてこちらも初出場のユージ選手DC2が3位に入賞した。
【オープンチャレンジクラス】
OPクラスは13台の参加台数でした。
予選は初出場の小松史明選手CL1が1’25.961でポール。
シリーズチャンピオンがすでに決まっているジョー選手EF8は1’26.718で予選2番手となった。
予選3位RYUJI.T選手EG6の1’27.053から予選9番手高木昭徳選手EG6の1’27.952までが27秒台でまるで鈴鹿クラブマンレースを彷彿とさせる激しい激戦を見せた。
決勝は小松選手が車両トラブルで出走辞退、なんとポールポジションが空きグリッドとなり始まった。
スタートとともに飛び出したチャンピオンのジョー選手が2位に差をつけるとコンマ数秒ずつ引き離し独走で優勝を飾った。
2位以下は決勝中も僅差の激しいバトルを繰り広げRYUJI.T選手が2位入賞。
わずか0.425秒差でヒライイサム選手EG6が3位入賞となった。
路面温度の低い1日でしたが特に大きな損傷となるスピンなど無く多くの人がベストタイムを更新し有意義な1日になったかと思います。
後日ホームページに走行中のフォトや動画などを掲載予定です。
お楽しみに。
これで1年のシリーズ戦も終了し見事シリーズチャンピオンを獲得したのは以下の選手。
N1チャレンジクラス シリーズチャンピオン 湟打涼太選手 EK9 REAL二代目EK9
N2チャレンジクラス シリーズチャンピオン 岩田悟志選手 EG6 稲継エンジニアリング INATEC1号
OPチャレンジクラス シリーズチャンピオン ジョー選手 EF8 ワープR★ACROSS★4CR制動屋
他のクラスはシリーズ規定台数に達しなかった為、シリーズポイントは無効となりました。
しかし皆様が激しいバトルを繰り広げていただいたお陰で盛り上がれましたのでこちらにて発表させて頂きます。
Kチャレンジクラス シリーズ1位 mistbahn選手 PP1 mistbahn PP1 ビート
Cチャレンジクラス シリーズ1位 福本匠汰選手 GE8 ふっくんGE8
Sチャレンジクラス シリーズ1位 イシケン選手 AP1 HMR S2000
昨日並びに今年一年ホンダVTECワンメイクレースご参加頂いた皆様。
本当にありがとうございました。
皆様のおかげで年間シリーズを終えることが出来ました!
来シーズンも皆様にもっと楽しんで頂けるように企画して頑張りたいと思います!
最後になりましたが年間を通してサポートして頂きました多数のメーカー様ショップ様も本当にありがとうございました。