11月24日~25日は鈴鹿クラブマンレース最終戦です。

練習とかしてるのにエントリーをド忘れしてて慌ててやりました。

そんな鈴鹿クラブマンレースについてMotrzさんてとこの記事にわかりやすく説明があったので抜粋してみました。

 

鈴鹿クラブマンレースとは!

 

鈴鹿クラブマンレースは、鈴鹿サーキットで開催される参加型モータースポーツです。

かつてはこのカテゴリーからステップアップし、トップドライバーの階段を登っていったドライバーが沢山います。

フォーミュークラス出身ドライバーの中にはF1まで上り詰めた人物も存在し、ツーリングカーであればSUPER GTのシートを獲得した方も。

また、近畿地方と中部地方出身ドライバーの多くはこの鈴鹿クラブマンレース出身であり、中には遠方であっても鈴鹿サーキット付近に引っ越して参戦する人も居たほど。

なぜなら、鈴鹿サーキットはF1ドライバーでさえ難関と頭を悩ませる日本屈指の国際レーシングコース。

「鈴鹿を制する者は世界を制す」という有名な言葉もあり、世界中のドライバー・ライダーがチャレンジしているのです。

そんな鈴鹿サーキットで行われるこのシリーズは、他のサーキットと比較するとレベルが高く、一般的に見れば登竜門カテゴリーとは言えないのが現状。

このカテゴリーで力を付けたドライバーはフォーミュラーであればF3へ、ツーリングカーであればSUPER耐久などへステップアップしていきます。

FFチャレンジクラスとは!

 

いわゆるシビックレースで、1.6リッターVTECエンジンを搭載したマシンが参戦可能です。

参戦できるモデルはEG6・EK4・EK9の3車種で、かつてはB16AエンジンとB16Bエンジン搭載マシンで分けられていました。

しかし、参戦台数確保の為に現在の統一クラスとなっています。

シビックレースは何十年も行われており、チャンピオン経験者の中には後にGTドライバーとなった参加者もいます。

このクラスは箱レースの下位カテゴリーと位置づけされていますが、トップ集団はFF使いとして1LAPアタックであればプロをも凌ぐ程の腕前です。

鈴鹿とシビックというパッケージでは負けれない!という気持ちで参戦するドライバーが多く、レース中も接触やクラッシュが多く見られる激しいバトルが展開されます。

SUPER GT等であればペナルティとなりますが、スプリントレースならではの日本版WTCCを見る事ができる数少ないレースです。

毎年恒例のフルコースで行われる最終戦にはスポット参戦をするドライバーが多く、我こそはシビックNo1と言わんばかりに参戦台数が増加します。

夏場に行われるクラブマン耐久でも盛り上がりを見せ、まさに鈴鹿クラブマンレースの伝統となっているのです。

また、2017年シーズン開幕前にはレギュレーションの変更が行われました。

イコールコンディションをキープする為に配布されていたエンジンコンピューターが、老朽化によって支給できなくなった為です。

その為、使用するコンピューターの制限が解除されてコンピューターチューンが可能となりました。

参戦するには、有効な運転免許証と国内A級ライセンスが必要です。

 

FIT1.5チャレンジカップとは!

 

このレースは長く行われている、FFチャレンジの後継カテゴリーとなるよう開催されているレースです。

本田技研工業のバックアップの元で行われており、FFチャレンジよりもさらにレベルの高いレースが毎戦繰り広げられています。

開催から数年が経ち、現在ではトップ集団であればシビックのレコードタイムに迫る程です。

エントリーしているドライバーの中には現役のS耐ドライバーの名前もあり、SUPER耐久ST-5クラスと掛け持ち参戦しています。

元々FFチャレンジで結果を残しているドライバーや、フォーミュラーからツーリングカーにスイッチしてきたドライバーが多い為、かなりの高レベル。

FFチャレンジと比較すると本田技研工業が協賛しているレースという事もあり、各ホンダディーラーがスポンサーに付いているマシンも見られます。

参戦マシンは期間限定で㈱M-TECより鈴鹿サーキット・ツインリンク茂木にて専用レーシングカーが販売されており、レギュレーションはイコールコンディションです。

参戦する為には国内A級ライセンスが必要となりますが、かなりレベルの高いレースである為、上級者向けのレースと言えます。

 

抜粋「Motorz」さんより

画像提供:フォトグラファー「飯田忠」さん、「ささのりゅーき」さん、「岡田広記」さん、「TECHZERO_」さん