もう、10年以上も前の話になるけれど、私のスピリチュアルな目覚めの原点になったといってもおかしくない体験のお話です。
体験といっても、見た夢の話なんですけどね(笑)
普段は夢なんて、見たってすぐに忘れてしまうのに、とっても不思議でとってもリアルで、多分生涯忘れられない体験です。
夢だけど(笑)
当時はもちろん、精神世界や魂の存在なんて半信半疑で、そういう話ばっかりしている人は頭がおかしいと思っていたので、その時の夢のことは、あ~不思議な夢だったな、で終わりだったんです。
だけど時間がたつにつれて、普段は忘れてしまうただの夢のはずなのに、わたしの中でずーっと残っているのです。忘れられない、何度も何度も思い出すの。
そして今になって、あれは凄い夢だったんだなということに気が付きました。
その夢とは・・・・・・・
わたしは、休日を楽しんでいました。
ショッピングモールにお買い物に出かけ、食事して~、よくある普通の休日。
さて、家に帰ろうとエクスプレスウェイをドライブしていました。
帰ったら、買ってきた新しい洋服をもう一回試着して、おやつでも食べよう。
そんなことを考えながら。
お天気が悪く、空は真っ暗。雨が降ってきました。
ひどいお天気で前がよく見えないところで、高速の分岐に差し掛かりました。
そこで、車のハンドルがうまく切れずに、左右に分かれた道の真ん中の分岐に思い切り突っ込んでしまいました。
ああ、大変なことになってしまった。
車はどうなったかな、自分の体、怪我の状態は?
私は、車が一台も走っていない静かな道路の上に仰向けに横たわり、
真っ青な大空を眺めていました。
お天気が悪かったはずなのに。
交通量の多い道なのに。
その時はそんな矛盾は頭に浮かばず、
ああ、衝撃で車外に投げ出されたのだなと思いました。
とにかく、体は動かないけどどこも痛くないので、怪我はきっとひどくない、
今は一時的な事故の衝撃にショックを受けて、体が硬直しているんだ。
学生時代に原付バイクで転んだ時も、そうだったじゃないか。
あの時も、衝撃でしばらく動けなかったけど、すぐに起き上がって怪我も軽かったじゃないか。
でも、予想に反して体はなかなか起き上がってくれません。
おかしいな・・・
なぜに青空?どうして、車が一台も通らない?
・・・と思い始めたところで、
黄金色の大きな光の玉が、こちらに近づいてくるのを見ました。
そこでとっさに悟りました。
ああ、わたしは死ぬんだ。
この若さで?
まだまだやりたいことがいっぱいあるのに。
とりあえず家に帰って鏡の前で洋服の試着パーティーをやりたい、
そして冷蔵庫に入れてあるプリンを食べたいのに。
あの人にもこの人にも会いたい、
恋人とも、死んじゃったらもう会えない。
色んな所を旅行するのが夢だったのに。
まだ、行きたいところがたくさんある。
食べたいものもたくさんある。
もう一回日本に帰って、美味しいものをいっぱい食べたいよ。
読みたい本もある、見たい映画もあるのに。
まだまだ、色んな人生の挑戦をしたかったのに。
仕事だって、これからなのに。もっとやりたかった。
まだ終われないよ。
それは、生に対する執着。
悲壮な、無念な気持ちでした。
だけど、光の玉は、無情にもどんどん近づいてきます。
ああ!!嫌だ!!
まだ死にたくない!!!
そんな気持ちでパニックになっている私を、
光の玉はやさしく包みました。
その瞬間。
わたしのすべての願望、欲望、死んでゆく無念さ、
負の感情が、すべてなくなってしまいました。
思考はまだありました。
ああ、わたしは大きな光の玉と融合して、ひとつになるんだな。
わたしは光の玉に戻っていくのだ、生まれる前にいたところに戻っていくのだ。
さっきまで、無念で泣いていたこともわかっていますが、
負の感情は一切ありません。
ただただ、自分が生きていた世界のすべてに感謝しました。
大好きな人々みんなに対しての未練は失われ、
嫌いな人への怒りもなく、
感謝します
今までありがとう
そして、出会った人々全ての幸せを願いました。
それは、今まで経験したことのない、とてつもない静寂と平和でした。
そこで、わたしは光の玉と完全に融合を果たし、意識がなくなっていきました。
それと同時に、わたしは夢から目覚めました。
深い感動で、目が開いても、しばらく身動きができませんでした。
人が生きていくうえで必要不可欠な本能、欲望、恐れ。
それらをすべて手放した状態がどういうものであるのかを知りました。
人が死んだらどうなるか。
それを見たんだと思いました。
本当のことは、誰にもわかりません。
わたしにとっては、本当に体験したみたいにリアルで、衝撃的な夢でした。
後に、というかここ1年の話ですけど、
精神世界に興味をもって、本を読んだりネットで情報を見たり聞いたりする中で、
この夢を見てなかったら分からなかっただろうことが、いろいろ理解できるのです。
これがなかったら、多分わたしのことだから、精神世界も3日で飽きてたと思います。
夢にも感謝です(笑)