先日、無事にお見送りを終えられたご家族とのお話です。
最初にお問い合わせをいただいた時、携帯の画面に表示
されたのは登録のない電話番号でした。
その後、葬儀のご依頼で別の方からかかってきた番号
も未登録。ESSではご縁のあった喪家様のお電話番号は
大切に登録させていただいているため、この時点では
「新しくご相談くださった方だな」と思っていました。
ところが、お電話口でご家族様からかけられたのは
「以前もお世話になりました」という思いがけない一言。
「えっ!いつ頃でしょうか……!?」
チョンマークが並んでいました。履歴をたどっても番号は
見当たらず、ご縁があったはずなのにすぐにお名前が結び
つかないもどかしさを抱えたまま、直接のお打ち合わせへ
と向かいました。
その謎が解けたのは、喪主様のお名前をフルネームで
伺った瞬間でした。「あ……!〇〇様ですね!」
4年前にご縁をいただいたリピーターのご家族様だった。
電話番号が未登録だった理由もすぐに分かりました。
4年前、一番最初にお電話をかけてくださったのは喪主様
ご本人ではなく、親戚の方だったのです。そのため、
今回かけてくださったご家族のお電話番号が手元に残って
いなかったのでした。
お名前が分かって当時の記録を振り返ると、記憶の引き出し
が一気に開きます。4年の歳月が流れていても、当時の様子
やお見送りの空気感、ご家族と交わした言葉が鮮明に
蘇ってきました。
「4年前の時は、こうでしたよね」
「そうそう、あの時はあーでしたね」
そんな風に当時の思い出を懐かしく語り合いながら、今回
も温かなお見送りの時間を共に過ごさせていただきました。
月日が流れても、大切な節目に「またESSに」と思い出して
頼っていただけること。葬儀屋として、これほどありがたく、
誇らしいことはありません。今回いただいたご縁と新しい
お電話番号も、しっかりと記録に刻ませていただきました。
