車の調子が悪いので庭作業は後回し。
燃料ポンプをバラして燃料漏れを修理したが、低回転のときだけエンジンが止まるようになった。走行中でもいきなり停止するので始末が悪い。発進時にエンストを繰り返す。
エンジンが温もってしまえば気にならなくなるし、中高回転だと問題ないのでおそらくキャブのスロージェット(低回転時のガソリン量を制御する部分)が詰まったんだろうと思っていた。
バラしてみるとミニについてるSUキャブHIF44は見知ったCVキャブとは構造が違ってた。
そうだった、以前ハーレーに同じSUがついていたので何度もバラしていたのにすっかり忘れていた。(←アホか)
↓そもそも構造が違う
だからスロージェットが詰まるなどという事は起こらない。
SUキャブはサクションチャンバーと呼ばれるピストンが上下してキャブ内の流速に応じた混合気を自動的に調節する仕組み。非常に合理的にできており壊れにくい。
必要なかったがバラしちまったので綺麗に洗って組み直した。いらんことしてイジリ壊す過去の経験どおり、普通に組んだらフロートカバーからガソリン漏れしてたので再度組みなおし。ゴムシールが劣化していて分解時に切れたため漏れたと思われる。
新品シールは無いので例によって液体ガスケットで誤魔化す。
他にも以下の不具合を確認した。
でも、日に当たって暑くなり疲れた。昼過ぎに作業終了。
①かなり踏み込まなければクラッチが切れず、シフトチェンジに難が出てきた。たまにミスる。
②ブレーキフルードが減っている。どこかに漏れがある可能性がある。
③走行中に異音がある。カチャカチャ音は突き止めた。マニホと排気管を結ぶクランプが緩んでいるが、すぐには締められない位置。もう一度キャブを外す必要がある。
シャリシャリ音は不明。いずれ突き止めなければならない。
SUキャブのガソリン漏れがない程度まで液体ガスケットが硬化するのを待たねばならず、夕方にガソリンを通した。
エンジンをかけて調子を見るとやはり直ってない。近所迷惑なんですぐに止めた。調子は明日職場で見ることにする。
期待薄だがミクスチャ調整で調子が戻らなければ点火系、電気系が疑われる。
これは時間がかかるかもしれないな
。
10/14 追記
ミクスチャ調整でアクセルに対するツキを取り戻し、始動性も改善した。走り出した後にエンストすることはなくなった。キャブを外した時には全く触ってないのだが内部をクリーニングしたので何らかのバランスが崩れたのかもしれない。
調子良く走れば問題ない。完治!