ZERO-CUBEとは | シャア専用ZERO-CUBE戦記

シャア専用ZERO-CUBE戦記

従軍5年の中堅となったシャア軍曹は曹長に昇進しました!
還暦夫婦が建てた企画住宅ゼロキューブのブログ。自らシャア専用と名付けた赤い外壁の住まいに関する出来事について(たま〜に)ガンダムテイストを交えながら書き記す、親族への報告と忘備録を兼ねた全記録。

 

そもそもZERO-CUBE(ゼロキューブ)とは何か?


ZERO-CUBEとは九州にあるベツダイという住宅メーカーによる企画住宅のことで、1000万円から始まる家づくり「わたしたちにちょうどいい家」がコンセプトになっている。
 
このゼロキューブを知ったきっかけはネット検索だが、そもそもは色々なホームメーカーのカタログを取り寄せた中の一つ、ヤマト住建のカタログにあった屋上庭園付き住宅に惹かれたことが始まり。調べるとこのプランに使われている屋上庭園はヤマト住建独特の物ではなく規格品で、他にも同様のプランが色々なホームメーカーで出されていることが分かった。
 
そこから安いものを探すうちに行き当たったのがZERO-CUBE+FUNであった。
 
「おお、ええのんあるやん。こんなんどっすか?」と冗談まじりにお母さんに見せたところ「屋根がない~アセアセっと、ぜーんぜん乗り気ではなかった。
「でも屋上でデブさん走れるよ。やったらダメらしいけどバーベキューもできるよ」
「おお、それは良いかも」
「風呂を付ければ露天風呂」
「それは要らん」
「孫たちが来たらキャンプできるぞ」
「それはちょっと良いかも」
 
ま、このように最初は色物扱いのゼロキューブだったが、このサイトをくまなく見ると企画住宅(そういう言葉すら知らなかった)というものが徐々にわかってきた。様々な住宅タイプがあり、オプションも豊富で希望の住宅を作りやすく感じるようになっていった。
そもそも私がイメージしていた大手ハウスメーカーの住宅は全て企画住宅ともいえるらしいのだ。さほど家にこだわりは無いので抵抗感は感じない。
 
問題は自分たちにあったプランを見つけられるかどうかなのだろう。
 
 
私たちには家を建て替えるにあたって安さ以外にも旧宅の現状から改善したい幾つかの条件があった。
 
・家の中が明るい隣家から丸見えでカーテン開けられね
・寒くない隙間風で寒すぎ。水凍る寒さ
・少しおしゃれ、歳相応でカッコいいあばら家風キノコ型
・犬が快適地面剥き出しのため犬がドロドロぼろ雑巾
・車庫2台分一台分に車とバイクをギュウ詰め
・荷物少なくスッキリとシンプル生活ゴミ屋敷
・歳をとっても安心して住める階段しんどい地震火事怖い
・とりあえず2~30年住めれば良い言い出したら切りがない
 
豪邸は不要である、つか無理。車庫でバイクや車のエンジンバラしたい。家の手入れに手間かけたくない。
条件を満たすためにネットで調べた情報をもとにいくつか欲しい機能に基準を設けた。全て叶えることは難しいのは分かっている。この中から手が届くものを選択していくつもり。
 
・樹脂ペアグラス窓
断熱のかなめ。部屋の気温が下がるのは多くが窓からであることが分かった。日本の住宅でごく一般的に使われているアルミサッシは熱伝導率からみて問題外のよう。
樹脂サッシは木造サッシと並びよりよく外気温を遮断する。ために結露も起こしにくい。
旧宅の窓回りは寒かったものなぁ。
 
・高気密高断熱
樹脂窓と合わせて躯体の構造と断熱材を工夫することで気密性を高めることができる。旧宅が寒かったのは隙間風が多かったからというのは分かってた。
窓を閉め切ったままでストーブ炊いていても全然換気の必要を感じなかった。晴れてる日なぞは外の方が暖かいくらいだったのだ。
 
・2×4構造
若い時に家の購入を考えた際(この時はマンションに落ち着いた)、ツーバイフォーが個人宅でも一般的になり始めた時で色々調べて戸建てならこれが良いと思ってた。
その強さは阪神淡路大震災の際に思い知らされた。在来工法の住宅が新築に至るまで倒れてた横でツーバイフォーの住宅だけは被害がなく立ち続けていた。シンプルで軽いからと思われる。
基礎からはがれてコケたのもあったが、形がそのままだったのは有名な話。
 
・軽量な屋根
瓦は雨には強く維持費も掛かりにくいが地震には弱い。スレート葺きか金属屋根が良いように思えた。
 
・オール電化/太陽光発電
これはランニングコストもあるが、電力の自給という意味で理にかなっているから導入したかった。元々自分でできることは自分でやりたい人なの。
 
 
これらのうち欲しかった機能が多く標準装備され、見慣れるとおしゃれにも見える外観。老後に安心して住める家、それが可能になるかもしれない住宅の一つとして、このゼロキューブは候補に挙がったのであった。
 
正直、若いファミリー世代に似合う住宅だとは思うが…
 
 
あたしゃこれしか買えない(笑)
 
 
 
ゼロキューブを本格的に検討はじめてから真っ先に欲しかったのが屋上庭園スカイバルコニーだった。庭を駆け回る犬がきたな~いぼろ雑巾のようになる我が家の現状から少しでも改善したかったので、当初屋上庭園はドックランの予定であった。
 
でも犬ごとき(笑)のために300万円?出せるか?早々に却下。
 
次に欲しかったのが+ガレージの400万円。これは瞬殺。
バイク好きの私としては個人的に理想だが高すぎで分不相応。
 
素のゼロキューブで良いじゃん、でも1階に和室(階段上がって寝るのはしんどいから1階和室を寝室として使用。2階主寝室は客間)が要る、布団干しにベランダも欲しいというお母さんの要望。
じゃあ+BOXの200万で決定!あとは必要に応じて付け足していこう!
 
 
…と、すんなりとは決まらなかった。
間取り決定までの迷走は後日。
 
 
2019年5月7日更新 間取り考察(迷走記録) 参照