おはこんにちばんは、クロです。

寒いです。


超寒いです……

さて、この前購入したFenderのアンプですが、ユニットが収まっている鉄のフレームが少しサビが出始めていたので、こいつは塗装しようと思います。

原因としては、これ。




PREAMP OUTっていうのがSEND
POWERAMP INっていうのがRETURN
FOOT SWITCHはクリーンチャンネルとドライブチャンネルを外部ペダルで切り替える為のジャックです。

このジャックを留めるナットが錆びていたりと、各所にこういうのがあって、貰い錆みたいな感じになっているわけです。


ちなみに、内部はこんな感じになっています。


右下のバネがスプリングリバーブと言って、ここに音声信号を流して反響音を発生させて、リバーブとして使っている感じですね。
糸電話の糸を、このスプリングリバーブみたいにバネに変えると、糸電話から聞こえてくる声や音にリバーブがかかります。
それと同じ原理ですね。

左から線がゴッソリと出てきている所の裏にトランス、いわゆる変圧器が、ついていて、本体の基盤とははんだ付けされています。
なので、ちゃんとハンダを外さないと取り外すことができないのです。
あとスプリングリバーブは爪2箇所とプラを溶かして付けてあるので、恐らくはそこを切らないと取れません。

それさえ取れてしまえば、あとはネジや爪やらを外していけば、なんら問題なく外れますね。

そして鉄塊。



スッカラカンですね。

これも裏側から見た時に鉄の色そのままで目立つので、つや消しの黒に塗装して、見た目と錆止めを兼ねようと思います。

フロントの印刷部は、下敷きのような薄いプラに印刷したものを両面テープで貼り付けてあるだけなので、カッターや革スキ、スクレッパーみたいなものでゆっくりと剥がすと取れます。
あまり無理やりやるとパネルが割れます。

そしてガッツリ両面テープが残りますが、指で擦るとすぐ取れるので、簡単ですね。


これが外したコントロール部です。



わりとパーツ点数としては少ないですね。
ICは4558DDが3基。
DDといって、ローノイズ版なので、ここは弄らなくていいのかなぁ、と。
あとは経年で劣化する電解コンデンサーなどを交換したり色々します。


これがアンプ本体と言いましょうか。


一際目立つ、アルミプレートにくっついてるやつ。
これがパワーアンプの増幅部のメインのチップです。
いわゆる、トランジスタアンプのトランジスタです。
この基盤も色々と経年劣化する部品なども含めて、交換します。


とりあえず分解についてはここまで。

内部の変更点については非公開の予定です。



ちなみに言える部分でいえば、変更出来るところなどの配線は全てベルデン製に交換します。
また、電源はケーブル直出しではなく、インレットタイプに交換します。

もしかしたら、Twitterの方でちょこちょこ非公開の部分が出るかもしれません。