おはこんにちばんわ、クロです。

次の日が休みだからと夜更かしすると、休みの日の日中に眠くて昼寝して、夜寝れなくなる。
そんなド定番な事をやらかして、消費税並みしか後悔してないクロです。


暇なので今日はノイズ的なお話。

そもそもノイズってなに?
って話ですよね。

簡単に言えば雑音です。

不要な信号や情報とも言えます。

僕はギターを弾いたり、音楽を聞いたりする上でもそうですが、会話中や何かに集中してる時もノイズを凄く嫌います。

凄く気が散る。

なので、不要なノイズは消すべきなのです。

ある意味ではそのノイズが良い方向に使われる場合もありますが、基本的にノイズは消したい主義。


ということで、まず思い浮かべるのは
ノイズゲート・ノイズサプレッサーです。
ノイズキャンセラーっていうのも良く聞きますね。
あれはまた原理が少し違います。

簡単なので、ノイズキャンセラーについて。

ノイズキャンセラーというヘッドホンを使ったことがある人ならばわかるはず。
あれって、結構音が消えますよね。
あれの原理は、ヘッドホンから周囲の音を位相反転して流しているからです。

位相反転というのはですね、スピーカーで例えると、音が出るときにスピーカーのコーンが前に出るのと後ろに引くのを繰り返して、その振動が音となります。
では、そのコーンの動きの反転させたものを同時に流すとどうなるか。

5mm前に出るはずの動きに5mm引く信号を流す。
3mm引くはずの信号に3mm前に出す信号を流す。

あれ? ±0にしかならないな。

ということは、スピーカーは動かないんじゃない?

そうなんです。
位相反転させると無音になるんです。

それをヘッドホンに採用したのが、ノイズキャンセラーです。
あれはヘッドホンやイヤホンに小型マイクが搭載され、そこで得た周囲の音を位相反転してヘッドホンから流しているので、周囲の音がなくなるとか密閉が良いから周囲の音が聞こえないわけじゃなくて、位相反転による音の打ち消しなんですね。
それに音楽をミックスして流すと、周囲の音は打ち消されてるけど、音楽は鳴る。
だから周りの音を気にせず聞けるんですね。

文明の力はすごいものですね。



次にノイズゲート・ノイズサプレッサーです。

こいつらは原理もそうだけど、使う場所も違います。
以前お話ししたdB(デシベル)のお話。
音量ですね。
これの変化によって聞くのがこれです。
楽器類に重宝されるのもこっち。

これらはある一定のdB値より低い音量の信号はカットして、それ以上はスルーさせます。
なので、ギターやベースなど弾いてない時に無音を保てる訳です。
だからノイズを消してるというより、音が小さいときは無音にしますよ、って感じ。
そのしきい値はコンプレッサーのように、スレッショルドという名前で書いてあることが多いですね。

だからこれ、音を出すとノイズは乗ったままなんですよね。
だから、ノイズゲート・ノイズサプレッサーは、スレッショルドの設定音量域になったら門を閉じて無音にし、ギターやベースなどを鳴らしたときに門を開くという動作です。
だからノイズゲートなんですね。

本当にノイズを消したいなら、ケーブルを並走させたときに乗ったり、ハンダやケーブルの素材の不良、電子機器の周辺設置でのノイズ。
多種多様の原因があるので、まずそこを解決しないと、オーバードライブなどの増幅させるタイプに乗せたとき、ノイズも増幅されてしまうのです。


てことで、ノイズ除去系のおすすめさん。

まずは定番の、

BOSS
ノイズサプレッサー(NS-2)



なにやら4つのジャックがありますね。
INPUTとOUTPUTは分かるけど、SENDとRETURNがあるのは何故か。
ノイズがかかるものをSEND&RETURNに入れて使えってことですね。
ODとかDSなどをS&Rに入れて、OUTより後にディレイやリバーブを入れるんですね。


あとは

iSP Technologies
DECIMATOR Ⅱ G String




です。
まぁ言わずとも、知る人ぞ知る最強のノイズリダクションですね。
これもBOSSと同じような繋ぎ方が可能です。
1つしかノブがないから使いやすく、原音の変化が少ないということが最大の人気の理由ですね。

ちなみに。

G Stringの表記がないものがあるのですが、それはBOSSでいう、SEND&RETURNがないやつです。


また、アンプ直の人にもおすすめしたい理由と繋ぎ方があります。
ギターからノイズリダクションへ。
ノイズリダクションSENDからアンプのINへ。
アンプのSENDからノイズリダクションのRETURNへ。
ノイズリダクションのOUTPUTからアンプのRETURNへ。

とまぁこういう繋ぎ方もできるわけです。
この繋ぎ方をするときは、ノイズリダクションとアンプの間に3本のケーブルが必要になってしまいますが、アンプ直派で、SEND&RETURNのあるアンプでノイズが気になるようなら、やってみてください。



これでもかなり簡単に書いたつもりだけど、変に難しくなっちゃったかな。